清富記 (新潮文庫 み 7-27)
清富記 (新潮文庫 み 7-27) / 感想・レビュー
marukuso
中国の歴史上の宋、明の時代を中心に紙をすく禅僧や、尺八を吹くもの、の物語を集めた短編集。ところどころ著者の解釈で物語が創作されていて、時代小説とも伝記ものともとれないものである。ただ、どこか登場する人物たちが魅力的に描かれていた。闘蟋の話がおもしろかった。
2018/09/30
よっちゃん
私には文体が難しかった。水上氏の略歴ではお寺に居た時期があったとのこと。そのせいか中国の高僧についての話があったが前知識が無い為に偉大さが分からなかった。竹からの紙作りに興味を持った。
2019/03/13
ひろし
漢字が難しくて読みづらいけれど、やっぱり水上先生の本の素朴な味わいは心地よい。それにしても禅の知識がすごい。
2022/12/08
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