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贋食物誌 (新潮文庫 よ 4-7)

贋食物誌 (新潮文庫 よ 4-7)

贋食物誌 (新潮文庫 よ 4-7)

作家
吉行淳之介
山藤章二
出版社
新潮社
発売日
1978-05-01
ISBN
9784101143071
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贋食物誌 (新潮文庫 よ 4-7) / 感想・レビュー

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テイネハイランド

S48.12.11-S49.4.10に夕刊フジに連載された短いエッセイ(各3pほど)が101編(100+あとがき)収録されている。職場の休憩時間に読むのにちょうどよくちまちま読んでいたので、いよいよ読み終わったときにはもう終わりかとちょっと残念な思いをしました。読むとすぐに内容を忘れてしまうのですが、読んでいる間は大変気持ちがよい感じで、とても上質の酒を楽しんでいるような感じです。吉行の小説を一つもまだ読んでいないのですが、私が死ぬまでに一度でも読む日が来るだろうかとたまに考えるときがあります。

2016/10/26

ぼっせぃー

シュッとした中島らも。とか言うと流石に怒られるか。良くも悪くもあんまり湿っぽくはないのだけど。『もともと、私はカレイが好きである。焼くと、身が盛り上がってハジけるようになり、箸にかたく触れてくるようなのがいい』、何てことはない一文なのだけど妙に感心してしまった。

2015/07/13

しんこい

食べ物の話もあれば、ギャンブルとか違う話も沢山。戦前の馬券は初任給の1/3もしたとは驚き。

2010/11/26

同じエッセイでも『淳之介養生訓』より陽気な作者。もちろんこちらのテーマが病気ではなく、食べ物に関するいろいろというのがあるからだろうが。風刺画のようなイラストもその一端を担っている。雁が貝の上を飛ぶ素敵な表紙。もちろん連想するものもあるだろうが、雁と貝、足すと贋という文字になるというのがおもしろい。何が美味い、不味い、子供の頃食べたあれ、最近食べたそれ、悪友に女に旅行にギャンブル…空気にさえアレルギーを持っているのに、ここまで遊んでいるのを知ると逆に健気に思えてしまう。やっぱり女性がほっとかない魅力的な方

2011/12/08

雲國斎

食に関するゆかいな考察だったか?

1978/10/17

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