星と魚の恋物語 (新潮文庫 そ 1-9)
星と魚の恋物語 (新潮文庫 そ 1-9) / 感想・レビュー
Ayumi Yamaji
1970年頃の7つの物語の作品集なんだけど、爽やかなタイトルからは想像しなかった暗い話ばかりだった。表題作なぞ、なんとまぁ救えない話だった。1番ましだったのは「宇宙に浮遊する」という物語で、かなり適当に説明すると、最後は開き直った神父さんの話。"宇宙に満ち満ちた浮遊中の霊魂の中から、一つ二つが星のように降り落ちて、人間の肉体に結晶という形で思い描いた"
2013/05/28
yomineko
あまりにも残酷なりり子、大嫌い。健次の純粋さが哀れ過ぎる・・・昭和47年作で沖縄がまだアメリカの領土だった頃の作品。
2012/12/09
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