役小角仙道剣 (新潮文庫 く 5-8)
役小角仙道剣 (新潮文庫 く 5-8) / 感想・レビュー
kiiseegen
持統帝の大和が舞台。藤原不比等、石上朝臣麻呂らも絡む権力者に対する鴨役小角。これだけ人間味があるとイメージがガラッと変わる...前鬼・後鬼を脇侍にした怖気な像形も見方が変わりそうだ。
2020/10/09
BIN
役小角について名前だけしか知らないので読んでみました。藤原不比等らにより律令制が始まりましたが、下々のことは考えられておらず酷使されつづける民衆のために権力に立ち向かう修験者として描かれる。圧倒的に強いが、ほとんど戦わないのは少し残念。
2019/07/12
寝覚の朔
黒岩古代史シリーズの作品は上下巻になっているものが多い印象ですが、この作品は1巻にまとまってましたね(頁数的には2巻に分けてもいいくらいですが)。当時の状況を権力者に抗う側の視点から描き、役小角とその弟子達の交流にも人間味があって、登場人物が魅力的でだれずに読めました。
2014/12/21
留々家
長かったが、だれずに読めた。小角があまり戦わなかったのが少しつまらない
2012/12/16
秋乃みかく
★★☆☆☆
2009/07/22
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