てるてる坊主の照子さん 下巻 (新潮文庫 な 47-3)
てるてる坊主の照子さん 下巻 (新潮文庫 な 47-3) / 感想・レビュー
優希
色々あったけれど、笑いと希望を与えてくれますね。心がぽかぽかあたたかくなりました。家族っていいなぁ。
2022/07/20
た〜
昔一度読んだ作品であり、「大スタートとオリンピック選手を世に送り出した一家の話」という前提から結論はわかりきっているのに最後はドキドキ、気分は一緒に応援団。これが実話に基づいた話というのが凄い。
2013/08/05
ゆかこ
朝ドラの原作。朝ドラは冬子が主役だったので、いつ冬子や秋子が出てくるのかと待ってましたが出てこず。そこはちょっとさみしかったですが、作品としては楽しめる1冊です。オリンピック選手と紅白歌合戦出場歌手が兄弟って、すごいなぁ。
2014/01/07
ダイキ
解説・久世光彦。 「〈祈り〉 ――それは、あのころの日本人の誰もが持っていた熱い気持ちだった。結果が裏目に出ても、それでも祈った。真摯な祈りは、やがて一つの力になる。その力で日本は復興したのだと、私は思っている。/だから、この小説は市井の戦後史とも言える。街頭テレビ、シャープ兄弟、ペニシリン――懐かしくて胸が熱くなる。そして、経てきた歳月を思う。(略)長かった〈昭和〉の中に何か忘れ物をしてきたような、空白感とも、口惜しさともつかぬもどかしさを、私は日増しに覚えているようである。」(解説)
2019/08/24
akiko
スピードある展開であっというまに読んでしまった。照子さんおそるべし。個人的には秋子と冬子に気持ちが入ってしまう。母親の愛情に飢えながらも、ちゃんと「普通に」育って幸せになれたのは素晴らしいと思う。本当にこんな家族があるんですね。
2019/05/16
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