兄弟 (新潮文庫)
兄弟 (新潮文庫) / 感想・レビュー
リョウ
作詞家、作家として活躍した筆者の自伝的小説。一回り以上年の離れた兄は、戦争から帰ってくると人が変わったように放蕩を続けるようになった。長兄としてのプライドを誇示しながらも成功していく弟の功績をさも自分が偉いかのように取り繕う様は哀れを通り越して滑稽にすら思える。あまりにも現実離れした性格になかなかのめり込むことができなかった。
2021/05/24
ホレイシア
笑いたければ笑いたまえ、「石狩挽歌」が大好きなのだ♪。
2008/01/01
kz18
可もなく不可もなく、普通の大衆小説。見所は兄の破天荒ぶりのみ。
2015/09/10
風華
お兄さんのことがいま一つ掴めなかった。弟であるなかにしさんがそうだからなのかもしれないけど…。途中で出てくる恋愛(年上の素性のわからない女性との)のほうが切なくなった。母親に何年も会わないというのもどうしてかよくわからなかった。
2011/06/28
コーデ21
壮絶な兄弟愛なり(-゛-)
2008/11/22
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