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まぼろしの城 (新潮文庫 い 16-95)

まぼろしの城 (新潮文庫 い 16-95)

まぼろしの城 (新潮文庫 い 16-95)

作家
池波正太郎
出版社
新潮社
発売日
2022-12-23
ISBN
9784101156927
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まぼろしの城 (新潮文庫 い 16-95) / 感想・レビュー

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Wan-Nyans

★★★★大好きな『真田太平記』の前日譚と知って読んだけど期待通りに面白かった。沼田の地は元々真田領ではなくて三浦の流れを汲む沼田氏がいたんですね。恥ずかしながら知らなかった。上州の一地域に於いてですら謀略に次ぐ謀略と一族存亡の凄まじさに戦国の世の厳しさを実感。真田信幸を描いた後日譚の『獅子』も”読みたい本”に登録しました♪(^^)

2023/01/15

Kira

図書館本。講談社文庫版既読。沼田城をめぐる万鬼斎一族の人間模様は、何度読んでも面白い。戦国時代の主従のあり方が変わっていくさまも、わかりやすく描かれている。後に真田家がおさめることになる沼田城の前日譚だから、『真田太平記』をまた読みたくなった。

2023/03/07

なななな

久々に、池波先生の本を読みました。戦国時代の非情な展開、せつないながら面白く読めました。

2023/08/16

カマンベールねこ

文庫新刊コーナーにあったからここ数年で書かれた物語かと思いきや、1972年に講談社から刊行され、1983年に講談社文庫になった作品が、この度新潮文庫化したものだった。まぁ魅力的な女性の前では厳つい戦国武将も阿呆になるということで。真田昌幸は流石でございました。

2023/01/07

HaruNuevo

こうずけの国は沼田の地、後に真田が治めることとなったこの地は、戦国の有力大名たちにとって、要となる重要な地だあった。この地のあるじであった沼田一族の盛衰を描きながら、有力だったこの一族を謀によって滅亡に追い込んだ真田昌幸の姿を描くこの作品、盛者必衰の無常さを『まぼろしの城』という作品名で見事に表す。

2023/01/05

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