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イエスタデイ・ワンス・モア Part2 (新潮文庫 こ 10-27)

イエスタデイ・ワンス・モア Part2 (新潮文庫 こ 10-27)

イエスタデイ・ワンス・モア Part2 (新潮文庫 こ 10-27)

作家
小林信彦
出版社
新潮社
発売日
1994-12-01
ISBN
9784101158273
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イエスタデイ・ワンス・モア Part2 (新潮文庫 こ 10-27) / 感想・レビュー

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メタボン

☆☆☆★ 前作の1959年から1966年夏へ。私が生まれる1年前の空気感はこんな感じだったのかと想像すると、何だか胸がキュンとしてきた。物語はビートルズも交えてあり得ない展開だが、何だかこんなことがあったのかもしれないと思わせるようなところは上手い。一番じーんと来たのは、叔母さんの来し方行く末を振り返るところ。

2021/12/02

Masato

今回は1966年BEATLES来日にタイムスリップ。なんと父 春夫が催眠術をかけられPaul暗殺を狙っているので阻止するミッションを受ける。まだ若くて綺麗な叔母に誘惑されたり若かりし母と関係を持ちそうになったりとてんやわんやなストーリーでしたが、全体におっとり感を感じるのは主人公の性格が醸し出したいい味でした。僕も中学時代 BEATLES大好き男だったのでスリップしてみたいなぁ。

2018/06/23

wang

1966年ビートルズが来日、その時の時代の雰囲気、人々がどう感じ、どう反応していたのか。1989年から1959年にタイムスリップした主人公が、さらに1966年にタイムスリップ。各時代から見た変化や違和感を交えながら。当時の風俗や生の感覚が描かれ、読者を当時の東京に居たように感じさせてくれる。熱狂する若者、右往左往するマスコミ、過剰反応する警察、反発する大人たち。なぜ彼が、しかもわざわざ1959年からタイムスリップしなければならなかったかなど必然性の弱いとこがある。

2022/12/13

ウラタキ

いい意味で安心して読めるのは、主人公が必要以上に焦ったりテンパったりしないからかも。自分の知らない時代の空気を、未来から来た主人公と一緒に楽しむことができた。ビートルズ来日の騒ぎと、当時のビートルズの評価が必ずしも比例していないことが興味深い。

2017/04/11

つむじ

前作で30年前の東京にタイムトリップした「ぼく」は、父親を救う=自分が生まれることを守るため、その7年後にタイムトリップすることになった。そこはビートルズが来日公演の時だった。これも楽しい1冊でした

2012/03/04

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