怪物がめざめる夜 (新潮文庫 こ 10-32)
怪物がめざめる夜 (新潮文庫 こ 10-32) / 感想・レビュー
ちょん
普段読んでるのとは違い、ちょっと読み慣れない作風のお話。苦手だなぁと思ってたのですが後半引き込まれる。解説は何と宮部みゆきさんで、この解説がまた分かりやすく頭にストンと入ってきたので、この本のこと好きになれました✨ちょっと時代を感じる良き1冊。
2021/11/30
林 一歩
サイコホラーのはしりか。唐獅子株式会社の印象が強くて氏の作品は読むのを遠慮していたがどうやら読まず嫌いだったようだ。
2012/04/17
GORIRA800
ラジオが怪物をつくってしまう話ですがこれは現代でもメディアをかえれば通用する話であります 人間によってつくられた情報の塊、それは世に出てしまうと場合によっては人間では抑えられない怪物になってしまいます 情報化社会が進んだ今、これからどんどんこーいう形のない怪物が生まれてくる現象は増えていく、これからのメディアのあり方が問われる気がした
2020/09/10
kt
盛り上げが足りん。 スリラーなんだからじわじわと盛り上げてほしかった。神保の過去は棚上げだし。 ドンピシャで深夜ラジオに熱狂している時代ならもっと楽しめただろう。 現代が舞台でSMSやAIなんかのギミックを用いたら面白そうだけど、私が知らないだけでそういう小説あるのかな。 全体的におっさんくさいけど、それを気にしなければサラッと読めて面白い。
2019/02/23
Noboru Sugiyama
伊集院光を聴いて育った者としては、この小説の怖さがとてもよくわかる。ラジオをSNSに読み替えれば今でも十分に起こりえる恐怖だし、全く色褪せない内容だと思う。
2018/06/12
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