膝小僧の神様 (新潮社)
膝小僧の神様 (新潮社) / 感想・レビュー
はらぺこ
『小僧の神様』繋がりのタイトル買いの表紙買い。小学生の女の子が主人公の短編集。同一の女の子やなくてそれぞれ別の子。少し昔の小学生の話しやから今の子が読んで共感出来るかどうかは知らん。汲み取り式のトイレが一般的やった頃の小学生向けかも。自分が男やから女の子に共感出来んかったんかも知れんけど、殆どの主人公が我が儘で自己チューやった気がする。でも、忘れてるだけで自分も多分こんなもんやったんやろなぁ。 昔、小学生の女子やった人にオススメかも知れません。
2011/07/17
ありちゃん@道東民
子供が主役の短編集です。特別な子供が主役じゃなくて、読み手が一度は子供時代に感じたことがあるような話ばかりで、私も「それ、私も思った!」と思いながら、そして子供特有のちょっとおバカなところに笑いながら楽しく読んだ作品です。解説にもありましたが、少し、さくらももこさんを連想させるような作品でもありますから、万人受けしそうです。図書館の恋は、私もほんの少し心当たりがあり、当時を懐かしみ、読了後、昔に浸ってしまいました。
2016/01/23
蛇の婿
「解説」にも書かれていますが、子供の頃の、忘れていた様々なことを思い出させる一冊ですw 思えば私も子供の頃はいろいろやったなぁww このころの生意気で、しかしピュアだったガキが今では立派な汚い大人に成長したのだと思うと感慨もひとしおですwww あなたは小学校の学芸会で何の役をやりました?あなたは自分の誕生会のことを覚えていますか?ww私はスケートが滑れなくてですねえwwww
2013/03/17
マサ
面白い。あの頃も、今も、俺ってあんまり変わってないな、と思う。「クローバーの野原」にしんみり。「ケーキと鼻メガネ」にふふふ。
2015/01/24
のり お
子ども時代の思考回路は、確かにこんな感じでぶっ飛んでました。なんでそこからそんなこと思い付くのって、突っ込みたくなるけど、懐かしい。大人が書いた子どもの気持ちじゃなくて、子どもになって書かれていると思います。凄いなあ。「クローバーの野原」のような切なさも「誕生会」の馬鹿馬鹿しさも、子どもの、毎日を精一杯生きている輝きに溢れてます。
2014/10/12
感想・レビューをもっと見る