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ぎっちょんちょん (新潮文庫 む 8-21)

ぎっちょんちょん (新潮文庫 む 8-21)

ぎっちょんちょん (新潮文庫 む 8-21)

作家
群ようこ
出版社
新潮社
発売日
2013-04-27
ISBN
9784101159317
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ぎっちょんちょん (新潮文庫 む 8-21) / 感想・レビュー

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初版2013年。初・群ようこさんの作品。初・1日で文庫を読み切りました。それくらい、とってもおもしろい作品でした。この感じは、きっと群さん作品にハマる予兆かと思います(^ー^*)

2014/04/09

もぺっと

小唄に興味を持ち、三味線を習い始めてそれで身を立てようと決意する30代のエリコ。シングルマザーで生活も楽とはいえないのに、その道で頑張ろうとします。こんなに好きなことがあるって、すごく幸せだと思います。娘の変化も興味深かったです。職場への退職願いを出した時の「今までで一番驚いた退職理由」と言った上司のことばに笑えました。

2015/04/10

harumama

図書館本。群さんの小説に登場する男性はなにげにだめおが多いと思うのは私だけでしょうか?主人公のエリコさんはそんな夫と淡々と暮らしていたがある日きっぱりと別れて娘との生活を始める。そんな彼女が三味線に出会いどんどんとのめりこみ、ついには芸者になる。40歳を前に夢に向かって進む姿は爽快だけれど、芸者になるのはどうなんだろう。名古屋に住む姉が最近三味線を始めたとのこと。一度聞いてみたいなあと思ってしまった。

2015/02/12

myu-myu

前段の不幸物語はちょっとな…という感じだったが、お三味線にのめりこむあたりから私自身ものめりこんでいった。おけいこ事は生半可なものではない。群ようこご自身の経験からこのお話が生まれたのだと思う。しかし、「芸者」の道を選ぶというのは、わからないなぁ。

2015/01/09

らいしょらいしょ

結婚式場に勤めてて、でき婚しちゃってやがて仮面夫婦に…離婚までぐずったものの、その後のエリコの人生はずいぶん即決。私の祖母が三味線の先生で、いつか教えてと言ってたのに祖母は早くに逝った。未だに触れない三味線を思い出す。エリコのようにのめり込む気配はないけど、エリコが三味線を始めたことで、こじれていた娘が、自分なりの人生を考え始めたのか、ちゃんと勉強もして返事も返すのがうれしい(母心)。芸の道は厳しい。お金もかかる(現実!)エリコが芸者の道に入ったことで、生活面が心配だけど、頑張ってほしい。

2020/01/27

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