おとこのるつぼ (新潮文庫)

ミカママ

群さんがこれまで出会ってきた、ダメダメな男たちをぶった斬る。実父さんからして、母親を殴る、子どもの貯金に手をつける、など相当だったらしい。気になったのは、エッセイにありがちな、身近な他人を俎上に載せるやり方。読む人が読めば誰のことだかわかっちゃうと思うんだが、その辺はどうなの？と、ここまで男性に絶望してるのは可哀想だなぁと。実弟のこき下ろしも見苦しい。反論できない相手だからね。四十を目の前に、思い立って地道に婚活した男性の話はよかった。婚活だの恋人欲しいだの言ってる人はぜひ参考にしたらいいと思う。

2020/11/20

yomineko

余りにも酷過ぎる男性ばかり登場！男性も既婚者の方がかなり厚かましいと書いてある。群さん、災難続きでした😢フィットネスに通う40代男性、受付嬢20代に言い寄るも撃沈。家で用事があるからと断っても、じゃあ君の家に行くよ！とって余りにもキモイ。しかも彼はお金持ち風なのに前歯がない！ってどういう事？お金あるなら前歯入れなさい！フィットネス以前の問題。様々酷い目に遭った群さんは若い男性を見ているより動物を見ている方がいいという境地に達してしまうｗ私はまだ野球選手やらバレーボール選手を見ているのも楽しいｗ

2023/04/18

にいにい

初群ようこさんエッセイ。確かに、いろんな人がいる。理想が崩されるのを直視するのは辛い。もう、諦めてしまいたい気持ちも分かる。でも、ちっとも爆笑出来ない。笑いの要素がどこにあるの？群さんの愚痴を延々と聞かされた気分。指摘は、その通りだろうけど、それをもっと、笑い飛ばす作品にしてほしかったな。ぼくが、おとこだから、こう感じるのかな？弟さんの記述もな～んかなぁ～!

2016/06/11

GAKU

「おんなのるつぼ」、「じじばばのるつぼ」に続いてこちらも読んでみました。どうしようもない男達が登場し笑えますが、身近な知り合いや実弟までのこき下ろしに関しては、そこまで書く？と多少の疑問も。

2023/09/25

niisun

群ようこさん久しぶりでしたが、もう少し“からっとした”イメージのエッセイを書かれ方と思っていたのですが、“ネガティブキャンペーン”でも展開中？と思わされるような内容で、いささか食傷気味です。本書に登場するろくでもない男たちは、書き振りから察するにすべて実在の人物のようで、良くもまあこんな奴らばかりに出くわすものだなぁ～と、むしろ群さんの引きの強さに感心してしまいました。そして、ご自身、かなり嫌な想いをしたのか、偏見の塊のような有り様で、ちょっと痛々しくもありますね。余程オトコ運がないのでしょうかねぇ？

2016/08/30