問いつめられたパパとママの本 (新潮文庫 い 80-3)
問いつめられたパパとママの本 (新潮文庫 い 80-3) / 感想・レビュー
テイネハイランド
大江健三郎の「取り換え子」を読んでいたら、大江の友人かつ義兄であった著者が気になったので、この本を読んでみた。「気まぐれコンセプト」ぽいイラストは伊丹自身の手によるもので、イラストレーターとしても食べていけそうな感じ。本書は、子供が親に問うような素朴な疑問(理科系の質問が多い)とそれへの回答集になっている。本のコンセプトはいいものの、伊丹の回答自体は切れ味鋭いとまではいかず、海苔のあぶり方を述べた箇所がいちばん伊丹らしく生き生きとしていたように思えた。
2016/05/09
さくちゃん
「空はなぜ青いの?」「夏になるとどうして暑いの?」といった子どもの素朴な疑問に答える形で、理科の知識を分かりやすく教えてくれる1冊。伊丹氏のたとえ話が絶妙で、なるほど!と思うことが多かったです。
2014/08/02
おーえ
「いざ」という時のために手元に置いておきたい本
2016/07/24
akubinaka
為になるし夢もある。子供からの素朴な疑問に対して、こんな風に答えられたら素敵だなとお手本になるものばかりです。
2020/09/07
やまねっと
いくつか読んだ伊丹十三本の中で1番面白かった。端々に出てくる著者のインテリっぽさがそんなに嫌味なく読めて中身に納得できる。 40年以上前に書かれている本だから現在ではどうなっているか比べてもみたい。 まあ、単純に屁理屈が言いたいだけなのだが。
2018/11/17
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