どうしてもコメの話 (新潮文庫 い 14-26)
どうしてもコメの話 (新潮文庫 い 14-26) / 感想・レビュー
ダイキ
「節分には煎られて投げられて日本人を災厄から守り、芭蕉に『色付くや豆腐に落ちて薄紅葉』、蕪村に『入道のよよとまゐりぬ納豆汁』、そして万太郎に『湯豆腐やいのちのはてのうすあかり』という名句を作らせた。その聖なる大豆を自動車を売るために米国に売り渡したのである。誰がって、昭和三〇年代の日本人がである。だから自動車市場開放のお礼は、あの可憐な大豆がすでに果たしてくれている。そこを間違えてはいけない。でないと、兄さんのコメのために身売りした大豆が余りにもかわいそうではないか。」(『味わい深いコメの話』)
2023/03/23
晴れ女のMoeco
コメの輸入自由化反対について、続編。真の「国際化」を考えたら、より一層コメの自由化は反対である。だって日本は自国でコメを作れるのに、輸入したら世界中のコメをぶんどっちゃって、さらに飢餓が増えるもんね。世界は欧米+αで成立しているわけではないのだ。
2010/07/21
まさげ
コメの輸入自由化はするべきではない事を認識した。コメは日本の伝統であり文化であるから、他国の言うことに振り回されてはいけない。
2015/07/19
感想・レビューをもっと見る