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エディプスの恋人 (新潮文庫)

エディプスの恋人 (新潮文庫)

エディプスの恋人 (新潮文庫)

作家
筒井康隆
出版社
新潮社
発売日
1981-09-29
ISBN
9784101171135
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エディプスの恋人 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

前作で七瀬は○○したのに!!ホント勘弁してほしい。心の声を聞ける超能力者七瀬は本作では学校職員。美しき美貌の七瀬は当然周囲の羨望の的だが、心を読める七瀬は男どもの妄想に辟易し恋愛などできるはずがない。その七瀬が我を忘れるほど年下学生に恋する!七瀬自身に抑えきれない恋の妄想、葛藤に、男(私)の理性が全力で訴える!やめてくれ!清き自分を大切にして❗と。前作の規模が壮大過ぎて、続編のチャチさに辟易しつつ読んだがさすがの締めくくり❗前作の規模が小さく思える後半!なるほど『エディプスの恋人』!親の愛の究極か‼️🙇

2019/01/30

ehirano1

なんというかもういろいろな意味で圧倒されました。今は余韻に包まれておりその余韻を楽しんでいます。感想は再読で。

2017/03/18

nobby

七瀬シリーズ三部作完結編。これはまた読み始めてすぐ訪れる衝撃にぶっ飛ぶ!前作の壮絶なラストから全く置いていかれる展開に戸惑うばかり!手に汗握りながら哀愁漂う人類生存をかけた大戦を味わう気満々だったがトンデモない(笑)意表をつかれた作風だが、これは文句なく壮大なSFラブストーリーだ。変わらないのは男どもの下衆な心の声のみ…とにかく序盤から気になる「彼」を守る圧倒的な存在「意思」が、まさか「全知全能」「神」「宇宙創成」なんて規模に広がるとは…一つ間違えば陳腐となりかねない物語をしっかり読ませるのは素晴らしい!

2019/11/30

スエ

御大の名作シリーズ最終巻。スエみたびですみません。いやね、まずは29Pの「恋人はあなたです」でしょう!このページの衝撃ったら❢とにかく凄い構図だ。見なきゃ分からんこの構図、見れば分かるこの構図(しつこいっての)「ラヴ・レタア」ぷぷ。ラヴなレタア♡今となっては化石!アンモナイトにカブトガニ…は現役か?ソレはいいからッ!!今回は七瀬の恋。とんでもない「意志」の力ってのをビンビン感じるけどね❢ 「カワッテクダサイ」赤文字で来たかッ!!これまた凄いインパクトなセレクション!奇想天外奇妙キテレツ大百科な一冊ナリ❣

2021/08/07

ゴンゾウ@新潮部

暗殺組織との死闘で終わった前作から、突然平和な学園に現れた七瀬。強い意志に守られた彼が現れる。彼の周りで起こる超常現象の謎を解明していくうちに心を惹かれてしまう七瀬。ギリシャ神話をモチーフに描かれた本作。 宇宙創造をする偉大な神が愛する息子を溺愛し恋人に入れ替わる様は滑稽だ。七瀬と意志との心理戦はユーモラス。最後に前作からの謎が明かされるが少し消化不良。彼の元に戻る決心をした七瀬。偉大な母との壮絶な闘いが待っているのだろうか?

2015/12/16

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