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笑犬樓の逆襲 (新潮文庫)

笑犬樓の逆襲 (新潮文庫)

笑犬樓の逆襲 (新潮文庫)

作家
筒井康隆
出版社
新潮社
発売日
2007-07-30
ISBN
9784101171500
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笑犬樓の逆襲 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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メタボン

☆☆☆★ 舌鋒鋭いエッセイ集。特にマスコミ、ジャーナリズムに対する批判は痛快。

2022/05/20

Porco

1996年の断筆を解除した直後あたりからのエッセイ。老境,老いと言及することが多いが御年90歳でまだまだ活躍してることを考えると、この時点でも中々なのに全然若くエネルギッシュに思えてくる不思議。「今時の若者は軟弱だ…云々」言われても「まぁあんたほどの人が言うなら」と納得すらしてしまうほどの強烈なエネルギー。この呵呵大笑しながら戦う強さこそ筒井康隆と彼の作品群の魅力でもあるんだなと。昭和の空気を引っ提げつつも平成令和と時代に適合し続ける愛すべき偏屈で頑固で狡知なジジイよ、ずっと貴方の作品を読み続けていたい。

2024/11/20

やまねっと

この本を読むのは二度目だったが、懐かしかった。噂の真相誌のこのエッセイを読むためだけに毎月買ったり、立ち読みしたりしていたことを思い出す。 高校時代から筒井康隆にハマったが、この笑犬楼シリーズは毎日を退屈に過ごしていた私なんかはその語られる題材に興奮しながら読んでいた。 私は役者としての筒井康隆をあまり評価してないが、作家としての筒井康隆が1番好きである。 「〜眺望」や他のエッセイもまた読み返したいと思った。それゆえか偽文士日録が終わってしまったのは残念極まりない。

2021/11/28

正直に申し上げる。わたくし、筒井康隆という作家が大層苦手である。(役者としての筒井はテレビを見ないから知らないので保留とする)。幾つか好きなお話はあれど、文章が苦手だ。そっくり返った語り口と姿勢に、まず、む、としてしまう。む、としてしまうのに、この一冊を読むのは止められなかった。なぜだかわからない。書いてあることが興味深かったからか、単純に、読み終えられないのが口惜しかったからか。読み終わってなぜか、勝った…!という気分は味わえた。それが味わえただけ、よしとしよう。

2009/08/25

ジョナ

わはははははははははははははははははははは。

2013/11/21

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