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姥うかれ (新潮文庫)

姥うかれ (新潮文庫)

姥うかれ (新潮文庫)

作家
田辺聖子
出版社
新潮社
発売日
1990-11-28
ISBN
9784101175195
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姥うかれ (新潮文庫) / 感想・レビュー

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優希

楽しすぎますね。年の数だけ花が咲くと言わんばかりの歌子サンはまさに明るく元気なシルバーレディですね。ドタバタしながら爽やかに毎日を過ごす姿がかっこいいです。清く正しく、口八丁に手八丁な歌子サン。好き勝手やっていても楽しければそれで良しなんでしょうか。パワーにあふれていて笑わせて頂きました。明るく元気なシルバーレディに憧れます。

2014/10/14

今回もおおいに笑わせてもらいました。息子の嫁たちを言い負かすところなんか本当に面白い。嫁もなんやかんやと言い返しているところがまたいいです。ちょっぴり悲しいお別れもあったりしたけれど、また新しいお友だちが増えたりして歌子さんますますお元気のご様子。

2015/05/30

まるるこ

楽しい読書でした。関西弁のやりとりが楽しいし、なんといっても歌子さんのキャラが素敵♪長生きしても、元気でなくちゃつまらない。仲間がいて、仕事があって、お金にも余裕があれば最高!こんな風に年をとれるなら、長生きしたいと思えるお手本のような歌子さんでした。なかなか、現実はこんなわけにはいかないけどね~・・・それにしても、息子嫁たちのキャラが癖強めで強烈。あそこまで姑に言えないですよ、普通。関西人は言っちゃうのかなあ。 そのうち、シリーズの前作を読みたい。

2024/03/27

ミサ

「年甲斐なんて言葉はこの世にはありませんよ」って歌子さんかっこいい!「元気の光源になれるような人はどんなに年をとっていても少女であり少年である」って言葉も胸に留めておこう。お稽古事に熱心でお習字の先生もして大忙しの78歳って素敵。美しいものを楽しむ心もええなぁ!

2019/07/02

とんかつラバー

歳を重ねる事は賢くなる事であるが、タイトル通りうかれて痛い目に遭う話が多い。三下のセールスマンなど歯牙にもかけぬ歌子さんであるが、新手の泣き落とし商法やCMの勧誘などにひっかかりそうになる(今のカルトと違ってこの頃の押し売りは可愛げがある)歳を取ると知己との別れも経験するが、老年結婚する人も多い。充実した夜の夫婦生活を聞かされ眉をしかめる歌子さんだが、ちょっと潔癖じゃないか?愛し合う者同士が双方満足してるのだからそれは良い事だと思うのだが。

2022/09/01

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