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源氏がたり 3 (新潮文庫 た 14-27)

源氏がたり 3 (新潮文庫 た 14-27)

源氏がたり 3 (新潮文庫 た 14-27)

作家
田辺聖子
出版社
新潮社
発売日
2003-01-01
ISBN
9784101175270
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源氏がたり 3 (新潮文庫 た 14-27) / 感想・レビュー

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優希

最終巻では宇治十帖が語られていきます。ドラマチックさは本編より若干薄まるものの、匂宮、薫、浮舟の関係にドキドキさせられました。匂宮と薫の諍いと、矛先が浮舟に向いたのには男の身勝手さだと思わずにはいられません。2人の男性に愛された女性の悲劇に感情移入してしまいます。優しい語りながらも宇治十帖のロマンを語り尽くしていて面白かったです。3巻通して読み、改めて源氏物語の世界を見せてもらいました。源氏物語の方も読みたいと思います。

2016/08/15

タンタン

1〜3巻の講演CD36枚を図書館で借りて聞きました。36時間位?お聖さんの優しく軽やかなお声と深い古典の造詣で、「源氏物語」をわかりやすく、しかし品位は落とさずに語ってくれます。宇治十帖ってこんなお話だったんですね。出てくる人たちに魅力を感じられない。源氏の方が好きです。

2020/12/31

逍遥遊

99-20160606-05 面白かった。現代でいえば薫も匂宮も金持ちのボンボンで、メンヘラな愛人である浮舟にマンション買ってやるから、俺の女になれっていうことですよね。間違いなく光源氏と頭の中将の方が遊び上手ですね。この本を読んで源氏物語の全体像が漸くわかりました。

2016/06/06

石ころ

浮舟の見方が少し変わった

2017/07/26

まどか

一巻を読んだときは、なかなか入り込めなかったが三巻になって、とても詠み易く感じた。源氏物語って変な終わり方だったんだな。この本を参考にして、源氏物語の訳本を読みたいと思う。

2017/07/23

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