白き旅立ち (新潮文庫 わ 1-4)
白き旅立ち (新潮文庫 わ 1-4) / 感想・レビュー
kappa
日本で初めて自らの意志で献体をした女性(遊女)の話。人体解剖がほとんど行われていなかった時代に、淡い恋愛感情を抱いた医師に自分を解剖してもらい、そのことで一生自分を覚えていてほしいという思いから身体を差し出すという結末である。 今では献体したら学生に切り刻まれてクズクズになってしまうから、自分は献体はしたくない。
2013/06/16
みかりん☆
日本で初めて献体した遊女の話。
秋はeuglena
^_^
りゅっく
日本で初めて自らの意志で献体となった遊女の話。渡辺作品の中では結構好きな方です
Kento Isikumada
日本の志願解剖第一号は遊女だった。幼少の頃から奉公に出て家族のために働いた美幾。この世の中は、どこにいても同じ。と心を殺し生きてきた美幾。なぜ自ら志願したのか。人を想う、とは。東京の念速寺にお墓あり。
2014/05/27
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