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北都物語 (新潮文庫)

北都物語 (新潮文庫)

北都物語 (新潮文庫)

作家
渡辺淳一
出版社
新潮社
発売日
1980-04-29
ISBN
9784101176055
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北都物語 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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あつひめ

札幌というところはやはり謎めいた場所なのかもしれない。40代半ばの男はそろそろ情熱と言うものに陰りが見え始める頃なのかもしれない。家庭も順調、仕事も順調。そんな時にふと魔がさすことがあるのだろう。本人に魔が差したのねなんて言ったら必ず否定することだろう。これは遅く来た春なんだって。今までに逃していた春がまとめてド~ンときた感じなのだろう。今でこそ、こんな感想が書けるが、もしも私がもう少し若かったら、妻の立場や家族の事を考えたかもしれない。そして、もっと若かったら、女に対してアンタ退場って言っていたかも。

2013/03/21

美雀(みすず)

単身赴任先の恋物語。中年男性が娘くらいの女性と恋仲になっていく話だけど、女性側から見ると、そんなに上手くいくわけないよ!とツッコミたくなるな。「おじさま」という呼び方、不思議に思います。親戚以外の女性からそう言われたら嬉しいものなのでしょうか?中年女性は親戚以外の男性から「おばさま」と呼ばれたら、不快感でいっぱいになると思いますが…。

2014/05/22

ミカママ

なべじゅん追悼週間ラストを飾る・・・べき作品だったんだけど、残念でしたね。タイトルはこんなにすてきなのに。読まなきゃよかった、というレベル。これを先にして、失楽園をラストに読めばよかった。なにもかもが薄っぺらいです。2時間ドラマとかの脚本読んでいるよう。主人公男性に都合よすぎで、まぁ男性読者には受けたのかもしれませんね。

2014/05/16

momogaga

読メ開始以前の既読本。ジャケ買いした本。恋愛では、若い女性に振り回されるのいいもんだ。とその時は感じた。渡辺淳一作品を娯楽として読んでいた証拠。

ふみえ

物語としては"リラ冷えの街"の方がグッときた。渡辺氏の作品を読むと、家庭と恋愛の両立(バランス?)を常に考えさせられる。適当な塩梅で互いに楽しい時を過ごせれば良いのに、いつも上手くはいかない。それが現実か。

2018/06/29

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