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まひる野〈上〉 (新潮文庫)

まひる野〈上〉 (新潮文庫)

まひる野〈上〉 (新潮文庫)

作家
渡辺淳一
出版社
新潮社
発売日
1981-04-28
ISBN
9784101176062
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まひる野〈上〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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美雀(みすず)

ちょっと「うん?」と首をかしげそうな内容かなぁと思う。渡辺先生お得意の不倫もの。こういうのは女性が可哀想になって来るな…。昭和の作品なので、えっ、これで40半ばと思うくらい年寄り染みて違和感がある。

2015/04/05

カーミン

辻村多紀は、京都の老舗扇店を切盛りする28歳。弟が内ゲバで殺してしまった学生の通夜に参列した際に、被害者学生の父親柚木に出会い、ふたりは恋に落ちる。作者お得意の年の差カップルの不倫もの。引き続き下巻に参ります。

2017/07/22

chiru

京都が舞台。タイトルの「まひる野」という言葉の響きと美しさに惹かれて、手に取った本。不倫カップルがあちこちに迷惑をかける、というだけの内容ですが、女性の考え方が良く分かる作家さんだなと驚きました。★3

2017/09/28

ゆう

学生運動の内ゲバで弟が殺してしまった学生の父、柚木と恋に落ちる多紀。28歳。やり甲斐のある仕事に打ち込んでいたさなか、急に降ってきた柚木との出会い。恋を知らずに大人になって初めてする恋ほど女性を狂わせるものはない。いけないことだと思いつつも、止められない気持ちは次第に少しずつ周囲を巻き込みながら進んでいく。//初めて読んでから数年経ち、いつの間にかわたしも多紀の年齢を超えてしまった。何回読んでも、感想や、自分に痛く突き刺さる文が変わらない小説も珍しい。女性の心情表現と、京都の美しい描かれ方は流石の域。

2018/03/21

半べえ (やればできる子)

★★★

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