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まひる野〈下〉 (新潮文庫)

まひる野〈下〉 (新潮文庫)

まひる野〈下〉 (新潮文庫)

作家
渡辺淳一
出版社
新潮社
発売日
1981-04-28
ISBN
9784101176079
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まひる野〈下〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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美雀(みすず)

被害者の父親と加害者の姉。本来は憎み憎まれるはずなのに、恋に落ちてしまう。普通はありえないストーリーですが、本気になればそんな事はお構い無しって事でしょうか?ヒロインにあまり共感出来なかったけど、一途で健気な所は素敵かなぁと思う。吉岡さんとか、お手伝いさんに好感もてました。

2015/04/06

カーミン

弟の内ゲバ事件が元で、多紀は被害者の父柚木と知り合い、恋に落ちる。柚木には妻子がおり、多紀はそれを知りながらも彼を諦めることができない。やがて、柚木は妻と別れて、多紀との結婚に向けて動き出すが……。多紀は29歳、小さいとはいえ会社の社長であるのに、いまひとつ自主性に欠けるような気がした。

2017/08/09

恋空

切ない>_<自分とダブル部分多く、涙が止まりませんでした。

2014/02/11

chiru

ラストにまひる野がでてきます。★3

2017/09/28

ゆう

『このごろ、なにか心細くなると必ず柚木のことを考える。知らず知らずのうちに柚木を求めている。辛いことや、苦しいことがあると、あの人がいてくれるから大丈夫だと思う。だが、それは考えてみると、一種の甘えかなのかもしれない。あの人がいてくれる、と思うことは、いつか、その人のところへ逃げればいい、ということでもある。逃げ道をつくって、仕事をしている。』これはとても共感出来る。わたしもそう感じたことがある。//長い物語のラストの畳み方が乱暴な程急で、突然多紀に降り掛かった事柄に呆然とする気持ちを追体験できる。

2018/03/21

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