あとの祭り 死なない病気 (新潮文庫 わ 1-39)
あとの祭り 死なない病気 (新潮文庫 わ 1-39) / 感想・レビュー
Potten
6,7年程前に書かれたエッセイ集。だいぶ以前から細切れに読んでいた。今回特に興味深かったのは著者の作家になったいきさつ。40年程前になるが著者が在籍していた北海道大学の医学部で日本発の心臓移植が行われたそうである。そのドナーの脳死判定等に疑義を唱えた医師がいてそれを調べた著者が週刊誌の取材に応じて記事になりそれが元で大学をやめ、作家になったと。その約2年後に直木賞受賞。フムフム。あとウッズ。先日又マスコミを賑わせていたがあの騒動はもうそんな昔になるのかと思った。著者曰くもっと遊ばないと駄目らしい♪
2017/06/07
ちいたけ
随筆。元気な年寄りは皆、死なない病気な気がする。
2013/07/01
おやぶん
「失楽園」で有名な渡辺淳一さんのエッセイ集。 平成21年から23年にかけてのエッセイなので 比較的新しい内容を語られています。 共感できる部分もあるけどかなりとがった事を 書かれたりもしてるのでこれは好き嫌いが分かれそうですな。 瀬戸内寂聴さんのエピソードは面白かったな。 まさかTENGAについても書かれてるとは思いませんでした。
2013/06/08
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