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ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫)

ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫)

ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫)

作家
舞城王太郎
出版社
新潮社
発売日
2011-01-28
ISBN
9784101186351
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ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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gonta19

2011/1/29 Amazonより届く。 2019/11/5〜11/8 いやいや、すごい展開。歳のせいか、着いていくのが大変。いよいよ下巻へ

2019/11/08

hit4papa

まい子専門の探偵ディスコ・ウェンズデイが主役の奇妙奇天烈な物語(中巻)。魂となった6歳の梢。ディスコは梢の行方を追ううちに、ミステリー作家の不可思議な殺人事件に巻き込まれます。相棒(?)水星Cを従え(?)、事件現場となった館で名探偵たちと推理合戦を繰り広げます。失敗して次々に自死していく探偵に、読み進めながら混乱の極みに達します。梢の体内に残された指、魂を盗むパンダラバー、悪の象徴黒い鳥の男等々、謎解きを放棄したかのように物語は広がり続けるのです。ルンババまで登場させ、さぁ、どう風呂敷を畳むのでしょうか。

2018/09/11

harass

なんともレビュしにくい。謎を探偵たちが解き明かす。何度も何度も。めまいがするほどの徹底さに感心し呆れる。そして、こういうの有りなのかとも思いつつ。ようやくいい感じで終わるのかと思ったが、まだ中巻なのだと読み進めつつ感じる。どうするのだと読んでいてやはり、ひっくり返しが。下巻に…… お約束や前提のものを足場に置きながら本というのは読まれるものだと思うが、それがひっくり返っていく。この不安定感やなんでもあり感を面白がれるかどうかだ。推理小説のお約束を借りたなにか。幻想小説かもしれない。

2015/12/06

Y2K☮

中巻は名探偵たちによる謎解きが中心。理数系ミステリーの色が強く、パインハウスの秘密に呆然。様々なジャンルの知識が混ざった奇抜過ぎる発想をここまで形にした著者の意志力と粘り強さに敬意を表したい。ミスリード用のトリックだけでも作品を幾つか書けるだろうに。要は間違ってもいい、敗れてもいい、世の中に無駄なんか無いという事。無駄だと切り捨てるその意志が無駄にしているだけ。全体的な印象では決して荒唐無稽とは思わない。ディスコはただ梢が好きで梢を守りたいだけ。ジャストファクツ。自明な事実だけで人は生きていける。下巻へ。

2015/05/26

みなみ

名探偵達が、パインハウス事件の謎を解こうと推理を披露していくが、あと少しのところで真相はすり抜けてしまう。箸を眼窩に刺して死んでいく探偵がいたりと殺伐としていく舞台で、ようやくパインハウスの仕組みが解明される。終わり方はめちゃくちゃ暗いけれど、舞城ならきっとキレイにまとめてくれると信じて下巻へ。

2021/12/10

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