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鷹姫さま―お鳥見女房 (新潮文庫)

鷹姫さま―お鳥見女房 (新潮文庫)

鷹姫さま―お鳥見女房 (新潮文庫)

作家
諸田玲子
出版社
新潮社
発売日
2007-09-28
ISBN
9784101194264
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鷹姫さま―お鳥見女房 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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mocha

ようやく帰って来た夫の心の傷。父の古傷。裏のお役目の過酷さや武家の窮屈さがひしひしと伝わる。それだけに珠世どのの明るさと寛容さは一家の拠り所だ。どんな小さな絆も大切に育もうとする姿には頭が下がる。勝気な鷹姫さまと久太郎はこれからどうなる?娘が嫁ぐシーンに思わずもらい泣きして、家族のあたたかさに胸がいっぱいになった。

2019/06/18

優希

面白かったです。子供たちの成長と行く末をあたたかく見守る珠世に優しい母親の顔を見ました。珠世の才智に心がほっこりします。

2022/01/08

keiトモニ

珠世さんのお人柄を堪能させていただき、騒がしい中にも安穏なひとときを過ごしました。向かいの古谷茂十郎殿、お気持ちは理解できるが妻女に恵まれぬは辛いモノよのう…。 “伴之助と珠世は二人並んで合歓の梢を見上げる…可憐な花は頬を染めた娘のよう”ああ、私もこのような時が…。しかし全編に通底するのは男は単身で赴任させてはロクなことがない、ということじゃ。善きにつけ悪しきにつけ必ず女性の影がある…久右衛門、伴之助、久之助をはじめ男は色には弱い。でもそれでいいんじゃないですか。狐狸の恋まで、またいつか おたっしゃで…。

2015/06/11

フキノトウ

シリーズ3。過酷なお役目から無事帰還したものの、心を閉ざす夫を不安を見せず微笑み側に寄り添う珠世さんが相変わらず素敵。日頃は偏屈な珠世の父までも、婿を思いやりおどけて見せたりと読んでいて心が暖かくなる。

2019/07/16

あすか

お鳥見女房シリーズ第3弾!前作で少しあった子ども達の縁談、恋。2年間にあった夫の心に傷を残した出来事、父の知られざる過去・・・。鷹姫さまの登場、またクセの強い人物が(笑)君江と隼人の恋が初々しくて、読んでいてニヤニヤしちゃう!!

2020/11/19

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