別れの季節 (新潮文庫)
別れの季節 (新潮文庫) / 感想・レビュー
kmzwrs5781
読み終わりたくないと思いつつ1ページ目を開いてしまった。タイトルからして寂しくなりそう、と、思いきや。矢島家の来るもの拒まず、千客万来が発揮された今作。完結編とか関係ない。ほっこり笑窪で終わることができたラスト、諸田センセーありがとうございます。終わっちゃうけど、ほっこりラスト。
2023/10/14
オデッサ
15年前、初めて自分で手にした時代小説だったので、完結まで見届けられたのは感慨深い。時代劇って捕物系が多いというイメージの中、ホームドラマに特化した今作はとても身近に感じていました。終盤黒船が来たり歴史上の偉人が顔を出したりして、その時初めてこの作品の時代設定を知りました。もっと江戸の中頃かと思ってた。 珠世さんのようにすべてを受け容れる寛容さと大らかさを見習いたいです。恵以さんで続きを書くのでしょうか?
2023/12/02
酔ちゃん
★★★★★2005年お鳥見女房から17年、ついに最終回になってしまった。 私も歳とったけど登場人物も年とともに変わっていき・・昔が懐かしいですね、特に一見うさんくさい石塚源太夫が登場してから話に幅ができたと思います。 最近連作物がどんどん無くなってしまい残念です
2022/07/06
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