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鋼鉄の騎士 上巻 (新潮文庫 ふ 18-2)

鋼鉄の騎士 上巻 (新潮文庫 ふ 18-2)

鋼鉄の騎士 上巻 (新潮文庫 ふ 18-2)

作家
藤田宜永
出版社
新潮社
発売日
1998-01-01
ISBN
9784101197128
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鋼鉄の騎士 上巻 (新潮文庫 ふ 18-2) / 感想・レビュー

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おたま

主人公の千代延義正は戦前の左翼運動の中、意に添わず兄義親の査問に手を貸すことに。左翼運動に挫折した義正は、父宗平とともにフランスへ。そこで出会ったカー・レースの魅力に魅入られたようにのめり込んでいく。時はドイツでヒットラー率いるナチスが台頭し、ソ連ではスターリンがプロレタリア独裁を進め、次第にヨーロッパは戦争に向っていきます。熾烈な情報戦と錯綜する人間関係。それらを切り裂くようにして義正のレースへの思いはさらに熱気を帯びてきます。下巻が楽しみ。

2019/01/20

akira

上巻だけで750ページって、読み応えありすぎ・・・。でも面白い!!引き込まれる!!第二次世界大戦直前のパリでレーサーをめざす子爵家の次男の日本人青年、諜報活動に巻き込まれ・・・って盛り込みすぎな感もあるのに飽きさせない・・・・第48回日本推理作家協会賞、第13回日本冒険小説協会特別賞(黄金の鷲部門大賞)は納得~。

2013/05/14

よっちゃん

先日なくなった。藤田さんの大作。例によって積ん読にしていたが読み始めたところで訃報を耳にした。幅広くいろんな要素が盛り込まれている。やっと半分を読み終えた。

2020/02/20

ゆずこまめ

まだ上巻ですが、おもしろいです!主人公の義正が若者らしく爽やか。パリ、貴族社会、自動車レース、泥棒、スパイ…道具立ては十分、下巻が楽しみ。

2013/02/20

toshi3

以前から気になっていた作品ですが、いやー、読み応えがありました。謀略ものか、はたまた冒険ものかとあれこれ想像していたのですが、両方入りみたいですね。序盤の陰鬱な展開とは予想外の、浪漫溢れる展開には少々面食らいましたが(怪盗とそう絡むとは…)、青年の生き様と世界情勢が絡み合うであろう下巻を期待したいと思います。それにしても、国籍、虚実入り乱れてのカタカナ人名はちょっと大変でしたね。最初に年表が出てきたのも納得です。

2012/11/11

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