たくましく育ってほしい (新潮文庫 い 38-5)
たくましく育ってほしい (新潮文庫 い 38-5) / 感想・レビュー
新地学@児童書病発動中
動物の親と子を撮った写真集。素晴らしい内容で、個々の写真を見ていると、命の輝き、命の愛おしさ、命の重みが痛いほど伝わってくる。お母さんに甘える赤ちゃんはかわいいし、子供を守ろうとするお母さんには威厳があった。こういう写真集を見ていると、どんな命も平等だし、大切にしなければならないと言う気になる。子供たちにも見てほしい写真集だ。
2015/08/05
yumiha
「生物界とは膨大な死をもって極少の生を支える世界なのだ」という解説の荒俣宏のコトバに深く頷く。ダーウィンおじいちゃんは、生命の死を幸福と説明し、その最高は誰かに食べられることだそうだ。この本にも、食べる側や食べられる側の可愛い子ども写真で埋め尽くされていた。
2012/07/31
candleberry
おねむのチーターが、最高☆
2008/07/09
yuzi
動物写真家・岩合光昭さんの写真とご夫人・日出子さんの文章でなりたっているエッセイ集。「親子」を改題した本作らしく、26種の動物の子や親子の写真4~5枚に文章を添える形。解説はなんと荒俣宏さん。どういう組み合わせ!?って感じですが、あとがき読むと荒俣節。なるほど。赤ちゃんってどの動物でも本当にかわいらしい。癒し。文章では現実的な問題も紹介され考えさせられる。
2022/03/31
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