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地中海の猫 (新潮文庫 い 38-7)

地中海の猫 (新潮文庫 い 38-7)

地中海の猫 (新潮文庫 い 38-7)

作家
岩合光昭
出版社
新潮社
発売日
2005-03-01
ISBN
9784101198170
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地中海の猫 (新潮文庫 い 38-7) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

岩合さん得意の猫写真集。いやあ、それにしても純白に輝くサントリーニ島の風景に、なんと猫がよく似合うこと。これだけのためにでもキクラデスに行きたくなるくらいだ。イタリアの猫がまたいい。たしかにイタリアのあちこちの街中では、よく猫が徘徊している。私も何枚か写真を撮らせてもらったが、プロとの差は歴然。ついつい被写体の猫に近づきすぎてしまうのだ。遠景からの構図に猫をおさめることでこそ、町や村の風景と一体となった猫が撮れるのだから。昨夏は、その反省のもとにウイーンで猫をと思ったら、まったく猫の姿はなかったのだった。

2015/01/29

新地学@児童書病発動中

大好きな岩合さんの猫の本。これは地中海周辺の国々の猫を取材したもので、エキゾチックな雰囲気が漂っている。猫という素晴らしい生き物のおかげで、美しい景色がさらに魔法を帯びたものになる、といったら贔屓のしすぎだろうか。ローマのコロッセオの前に立つ猫の写真などは何時間でも眺めていられると思った。

2015/05/31

ちゃとら

テレビも写真展も映画も観ていたのに、このシリーズの本ははじめて。地中海はステキな風景も沢山。ニャン達が個性的で、そしてどこも世話をしている人々が優しく癒されました。この本、鎮痛剤になりそう。バックに入れっぱなしにしようかしら。後書きは、養老孟司さんだったのが驚きでした。20年前の岩合さんの写真は若者でした😁あたりまえだよね。

2019/04/30

lonesome

地中海の空気の中、風光明媚な景色や歴史を伝える建物や自然を背景にとても絵になる猫たち。中でもやっぱり一番印象に残ったのは、ワン湖を泳ぐワンネコ!なんていい顔をしているのだろう!こんなに悠然と泳いでる猫を初めて見た。笑でも、必要があったからワンネコが泳ぐようになったのだろうという言葉になるほどと思ったし、その土地土地で適応していけるようにそれぞれの場所でみんな力強く生きているんだろうな。それから、あとがきで岩合さんも書いていたけど、世界中どこの猫にも我が家の猫の面影を見つけてしまうのは間違いではなかった。

2015/10/02

ゐづる

ヒトはなぜ猫に惹かれるのか?野良犬は恐れられるが、野良猫はなぜ可愛がられるのか?犬の顔は鼻が突き出して、いかにも動物ですが、猫のそれはまるいので人間に近いから、とかいろいろいわれますが、結局小さくて可愛いからということになりそうです。小さな子どもが可愛いように、小さな猫も可愛いのです。猫と暮らしたいとずっと思いながら、ペット禁止アパートなので、岩合さんにはいつもお世話になっています。

2015/06/17

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