ネコさまとぼく (新潮文庫)
ネコさまとぼく (新潮文庫) / 感想・レビュー
新地学@児童書病発動中
一つ一つの猫の写真を見ていると、自然と顔がほころんで、幸せな気持ちになれます。岩合さんの経歴も書いてあって、なぜ猫にこだわっているのか分かりました。すべての猫好きの方に自信を持ってお勧めできる本です。
2014/04/25
ふう
人が様々なように、ネコもそれぞれに性格や考え方がちがいます。じっくり考えるネコもいれば、けっこう単純なネコもいます。臆病なネコもいれば、なつっこいネコもいます。でも、岩合さんが書いているように、どんなネコにもかわいがってくれる人が必要だと思います。名前で呼ばれて、撫でてもらえて…。そうすれば、どんなに安心して生きていけることか…。 幸せそうなネコにも、ちょっと寂しそうなネコたちにも、「ガンバレ!」と声をかけたくなる写真文集です。
2014/08/26
パフちゃん@かのん変更
岩合さんがどうして動物写真家になったかとか、ねこ写真を撮るようになったわけとか、興味深いです。中学生だった筆者がそのねこの顔の写真を見て体が震えるような衝撃を覚えたというのがすごい。感受性も天性のものなのでしょうね。初めて飼ったねこ海ちゃんの話もいい。奥さんの話も。もちろん素敵なネコ写真集なのですがそういったお話も興味深くて良かった。
2017/12/17
lonesome
「ネコは、世界中どこへいってもネコです」本当にそうだなあと思う。岩合さんの撮ったネコの写真を見ながら涙が出た。それは、世界中どこのネコにも、今はもう会えない我が家のネコたちの面影が重なったからだ。会えなくなってもさよならじゃないと思っている自分だけれど、例えば岩合さんの飼っていた海ちゃんの写真の愛らしさに、今はもう会えない淋しさを想像して切なくなる。でも、自分が今カメラに興味があるのはこんなふうに写真に愛を残したいからなのかなと岩合さんの写真を見て思ったのでした。やっぱり猫は可愛いな。
2015/05/04
cozicozy
【図書館】動物写真家として知られる、岩合さんの猫に対する愛がいっぱいの1冊。表紙の岩合さんの目をマッサージするかのようなしぐさの猫さん。そこから、溢れる愛情が感じられます。文庫本サイズですので、お手軽に猫さんを愛でることができます。世界の猫さんの姿を写真に収めて、飾らない素のままの彼らの姿を楽しむことができます。心に響く写真は、何度見ても良いですね。
2014/01/25
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