パンダ (新潮文庫)
パンダ (新潮文庫) / 感想・レビュー
やすらぎ
パンダは人を惹き付ける。豪快に筍を30本も平らげ、パンダ座りで安らいだかと思うと寝そべって動かなくなる。疲れたらすぐ休むらしい。愛らしい瞳で人間を見つめている。パンダが木に登る。いち、に、さん、十頭も!生後間もない頃は、ワンと鳴く子もいるそう。圧巻の曲芸。二本の幹に後ろ足を引っ掛けて逆立ちする。明らかにこちらを意識してやっている。クネクネ体が柔らかい。二頭が見つめ合ったかと思うと一緒にうとうと。木の枝に器用に腰を掛け、冬の山腹を眺めて物思いに更ける後ろ姿に哀愁。最後に黒柳徹子さんの解説も。神ショット満載!
2022/03/12
新地学@児童書病発動中
岩合さんと言えば、猫の写真の印象が強いが、このパンダの写真集の素晴らしい。愛らしいパンダの写真が満載で、読んでいて悶絶しそうになった。例えば、10カ月のパンダの赤ちゃんたちが、ブランコで遊んでいる写真は、眺めていて幸せな気持ちが湧きあがってくる。パンダは本当に愛嬌のある動物だ。人間に向かっても、愛嬌をふりまくようなしぐさをすることがあるらしい。かっては絶滅危惧種だったパンダも、現在は数が増えて来たそうだ。この状態が続くことを願いたい。
2016/11/27
扉のこちら側
2016年292冊め。パンダかわいいよパンダ。というような感想しかかけないくらいパンダづくめ。中国奥地での野生パンダのショットから、四川省の保護研究センターでの「集合」写真まで。食事の様子や糞の写真も見られる。ブランコに群がる様は衝撃だった。
2016/05/01
財布にジャック
最近凹むことが多かったので、この本を読んで大変癒されました。もともとパンダ大好きなので、7月にも上野動物園でリーリーとシンシンに逢ってきたばかりなんですが、この写真集はとにかくめちゃめちゃ可愛いショットだらけなんです!仕事中にこっそり眺めたら、ストレスは一気に解消されそうかも~とバックに偲ばせ携帯したくなる作品です。
2011/09/23
えか
岩合光昭さんによる、パンダの写真集。しかも、その半分ほどは、四川省の野生のパンダを撮っている。中には、一部で、ピンクピン太郎、と、名付けられ有名になった、産まれたての真っ赤なパンダの赤ちゃんと母パンダのツーショットなんてものもある。さすが、動物写真家岩合さん。余程、時間をかけて近づいたんだろうな。後ろから押されたパンダが押したパンダと一緒に転がる写真、樹上で黄昏れるパンダの後ろ姿、お互いに座って見つめ合うパンダが眠りこけてハート❤️マークになってしまった写真など、可愛すぎる写真が満載!
2024/01/20
感想・レビューをもっと見る