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パンドラの鳥籠: ―毒草師― (新潮文庫)

パンドラの鳥籠: ―毒草師― (新潮文庫)

パンドラの鳥籠: ―毒草師― (新潮文庫)

作家
高田崇史
出版社
新潮社
発売日
2015-09-27
ISBN
9784101200712
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パンドラの鳥籠: ―毒草師― (新潮文庫) / 感想・レビュー

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優希

浦島太郎の「玉手箱」とギリシャ神話の「パンドラの匣」が融合した神秘的な物語でした。知的なスリルが全体を包み込み、歴史と民俗学をガジェットに物語は進みます。この手の題材は好きなので、シリーズもののようですし、他の作品も読んでみたいと思いました。

2022/07/11

hnzwd

QEDシリーズのスピンオフ。毒を絡めながら、浦島太郎の真実にかなり踏み込んでます。というか久しぶりに無理矢理納得させられてしまうシリーズの雰囲気を感じたかもしれません。

2020/06/30

つたもみじ

シリーズ第三弾。相変わらず西田はチョロイ…そして阿呆だ。二年前、三百歳の魔女が棲むといわれている洋館に魔女の生薬を探しに行ったまま失踪した生薬学者・田所仁を探して欲しいと、星川涼花から依頼を受けた西田は、毒草師・御名形史紋と助手・神凪百合を含めた三人で丹後半島へと。浦島伝説「玉匣」と、ギリシャ神話「パンドラの箱」のリンク。祝や井筒家の秘密。現実の事件はサクッとした感じですが、歴史の掘り下げは今回も面白かったです。井筒家の敗因は妹の扱い方だな。あれでは中途半端すぎる。

2015/10/05

とも

★★★★京都丹後で発生した現在の首なし事件と「魔女の鳥籠」と呼ばれる廃屋には、どうやら浦島伝説とが関連している。浦島太郎とは実在なのか、乙姫とは?この昔話には、何が隠されているんか。歴史の隠ぺいを明らかにする一冊。

2019/08/04

佳乃

御名形さん、嫌いなキャラじゃないけど・・・あまり引き込まれないのはなぜ?QEDいけるからいけるはずなのに、楽しく読めてるはずなんだけど、なんだろうねぇ。浦島太郎さんから七夕様。連綿と続いている「祝」の呪い・・・なんだろうね。もう縛られているとしか言いようがない気もするけど、仕方ないのかな。でも、相変わらず西田君いやだわ。

2021/02/25

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