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ふたつめの庭 (新潮文庫 お 93-1)

ふたつめの庭 (新潮文庫 お 93-1)

ふたつめの庭 (新潮文庫 お 93-1)

作家
大崎梢
出版社
新潮社
発売日
2015-10-28
ISBN
9784101201818
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ふたつめの庭 (新潮文庫 お 93-1) / 感想・レビュー

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takaC

(本の)見た目が全然違ったから不覚にも気づかなかったが、単行本で既読だった。そして残念ながらあまり好きじゃなかったことも思い出した。

2016/09/02

えりこんぐ

うちの子も保育園にお世話になっていたので、保育士さん達は正に第2の母的存在。足を向けて寝られません。子供を暖かく見守り、保護者にも的確なアドバイスをしてくれる。主人公の美南先生も若いけど安心して任せられそうな先生。保育園で起こる日常の謎や、美南先生の恋の行方など楽しく読めた。お母さんが中心になりがちだが、お父さん同士の交流やちょっとした気遣いがいいなと思った(^-^)

2018/01/14

たるき( ´ ▽ ` )ノ

たくさんの懐かしい絵本が出てきて、ニヤニヤしながら読んだ(*´ω`*)私も保育士として仕事をしているけれど、子ども達と一緒にいると本当に癒される♪あんなに小さいのに、心のなかには様々な想いがぎゅっと詰まっていて、健気でおもわず抱き締めたくなる。このお話の子ども達も一生懸命で、ほっこりした気持ちになった。

2015/12/28

dr2006

傍に湘南モノレールが走る保育園が舞台。保育園では毎日大小様々な事件が起きる。多感な子供達の保育の様子や、担任保育士と保護者との難しい関係がリアルに描かれていく。旬太は主人公小川美南が受け持つクラスの園児で、最近シングルファザーとなった志賀隆平の一人息子だ。美南は、親権を取ったが仕事や子育てで無理をしている隆平のことが気になり始めていた。本とミステリと恋愛が程よくミックスされていて大崎さんらしい作品⤴園児の純真さは親の些細な変化で砕けてしまう。現場の保育士達の大変さを切に感じ、子供達の健気さに心を打たれた。

2018/12/22

itoko♪

子どもにとって、ひとつめの庭が家庭なら、保育園はふたつめの庭。ふたつめの庭で起こる様々な事件や問題。不安定な気持ちの時には、本来楽しく読めるはずの絵本の中にも、僅かな哀しみを見つけ出してしまう。親の、子の、それぞれの色んな想いを絵本に謎かけ解きほぐしてゆく。書店も度々登場して、大崎さんらしい作風。子どもたちが安心して帰れるあたたかな家庭、そんな当たり前の風景を大切にしてほしい、という大崎さんのメッセージを感じる作品でもありました。

2015/11/06

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