もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫) / 感想・レビュー
mitei
野球部のマネージャーがドラッカーのマネジメントを読みそれに基づき野球部が強くなっていくというサクセスストーリー。まあ現実問題そんな上手くは行かないとは思いつつ素直に( ;∀;) イイハナシダナーと思った。実はこれってAKB関係のグッズとすれば最初のヒット作なのかな?この本自体も上手くマネジメントされた商品だと感じた。
2016/01/17
こーた
よく売れた本だ。多くのひとが読んだ。きっとふだんはあまり本を読まないひとたちも。〈(愕然と)させられた〉〈おかげで(ピンチに陥った)〉などの奇妙な日本語表現が目立つ。まるで、あらゆることが外側から降りかかってくる災難のように聞こえる。無責任だとおもう。それらを読まされた〈おかげで、ぼくは愕然とさせられた〉。それでなくても接続詞や指示代名詞が不必要に多い。だから、それで、そうなった。まるで政治家の答弁みたいだ。日本語を破壊し、何でも他者のせいにする無責任な政治家たちのしてきたような。⇒
2021/08/28
ケイ
これは、タイトルで勝った本だな。ドラッカーは未読。ここからドラッカーを読む人は何人いるのだろう。マネージャーという言葉は、確かにマネージメントする人という意味だ。しかし、そのマネージャーの意気込みだけでチームを勝利に導くなんてのは、あまりにも絵空事…。そもそも、マネージャーが選手も顧客と考え〜という合理的思考みたいなものにまず反感を覚える。頑張るのは選手。采配は監督。マネージャーは、なんで必要なのか昔からわからないのよね、私。作者が秋元康に師事と知り…。若者よ、もっといい本を読もうよ。
2017/07/01
ゴンゾウ@新潮部
実はあまり期待せずに手に取りました。が、組織を運営する上でとても大切なことがたくさん書かれていました。実際にこれで甲子園に出場できるほど現実は甘くはないですが参考にできることはありました。やっぱり目標とモチベーションは大切ですね。【新潮文庫の100冊 2017】
2017/08/10
扉のこちら側
2018年308冊め。単行本で既読。文庫で再読。小説としてのストーリーはこの際置いておいて、『マネジメント』をわかりやすく小説仕立てにするという点では成功している。これを読んでドラッガーにはまっていった人は多いだろう。続編?もあるようなのでそちらもいずれ読んでみよう。
2018/07/12
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