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大密室

大密室

大密室

作家
有栖川有栖
恩田陸
北森鴻
倉知淳
西澤保彦
出版社
新潮社
発売日
2002-01-01
ISBN
9784101204314
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大密室 / 感想・レビュー

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KAZOO

大密室と名をうったアンソロジーです。既読のものもありますが、このように様々な密室ものを取り揃えてくれますと何度読んでもいいと思います。また各作家がそれぞれに密室についてのエッセイを書いてくれているのも、大サービスです。わたしか恩田陸さんと北森鴻さんの作品が特に好きです。

2015/04/17

papako

密室ものってくくりだけれど、色々なテイストあり。個人的には山口雅也の『人形の館の館』が怖くて楽しめました。西澤保彦の大外刈りもいい。8年ほど前に1ヶ月ほど頑張って、結局挫折した有栖川有栖さんの『ロシア紅茶の謎』。関西弁が自分と違いだめだったのですが、この中のものは大丈夫でした。これは発見だ。

2014/03/02

Yuki

密室をテーマにしたアンソロジー。奇妙な部屋やトイレの個室、海の中などシチュエーションがバラバラな短編たちもさることながら、合間合間の各作家の密室にまつわるエッセイや短文も面白い。火村英生、蓮丈那智、猫丸先輩とお馴染みの探偵が出てくるものから、怪獣が出てくる変わり種まで楽しめた。各人の文章から「密室ものに限らずミステリは伝統芸能で、そこに時々風穴をあけてくる作品や作家が出てくるからこそ面白いのだ」ということを改めて気づかせてもらえた。私は誰に何を言われようと、やはり本格も新本格も好きなのだ。

2018/09/05

yucchi

【一人密かに密室祭第一弾】豪華な作家陣が揃う密室アンソロジー。有栖川氏と法月氏のは既読だった。それぞれの密室愛を感じられる作品集。中には「うそーん(^o^;)」とつぶやいてしまうものもあるけど、読み応えのある1冊。

2015/03/13

あや

恩田さんの作品は既読でしたが、様々な種類の密室を楽しませていただきました。密室と一口に言っても色々なバリエーションがあるんですね。

2015/08/24

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