ソクラテスよ、哲学は悪妻に訊け (新潮文庫 い 58-2)
ソクラテスよ、哲学は悪妻に訊け (新潮文庫 い 58-2) / 感想・レビュー
ehirano1
ソクラテスの妻はクサンチッペ以外には務まらないと思いました。しかも、クサンチッペが全く悪妻に思えません。それはそれとして、本書では「哲学」なるモノの神髄というか本質について言及されていると感じました。隠れた良書だと思います。
2021/12/20
i-miya
2014.02.17(02/17)(再読)池田晶子著。 02/16 (カバー) あたし、クサンチッペ、ソクラテスの女房。 あたし、目に見える、手に取れるものしか信じないの。 (あとがき) (解説=柴田二郎) 悪妻の評判=ディpゲネス・ラエルチオス『哲学者列伝』が立てた。
2014/02/17
アムリタ
ソクラテスとその妻クサンチッペを現代に甦らせて哲学者池田晶子が2人に成り替わり語る。 最初は、どうなのこれ?とツッコミを入れたくなったがなかなか見事。オウム真理教や養老孟司、マディソン郡の橋などを取り上げながらいつの間にか、考えるとは何か、生きるとは死ぬとは何か、という究極のテーマに持っていく。 答えはない。問いを生きるということ。 哲学は万人に開かれているが、万人に必要なものではない、とソクラテスは言う。そうかもしれない。 「己を空しくして、そこに在るものをただ見ることだ。ほんとはそれが一番難しい」
2024/05/24
i-miya
P282 自己保存 すべての物は本質的な限りではそれ自体の存在を主張しようとする努力は、その物の現実の本質にすぎない P284 フラウド 倫理の3体系(1)キリスト、仏陀(2)ソクラテス、プラトン(3)マキャべり、ニーチェしかない
i-miya
2005.09.12 アコーレー(敵) しかし、ほめるときはほめる P226 批評 P237 第4章 スピノザ さまよえるユダヤ人 屋根裏部屋 エスピノザ一家 ポルトガル系ユダヤ人 オランダへ 1640 スピノザ8歳 P243 ブルーノの研究 2005.09.15 アナトール・フランス 1921 1676 ライプニッツが訪問 44歳で死亡 P264 知性改良論 永遠で無限のひとつのことに対する愛
2005/09/24
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