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掲載禁止 (新潮文庫)

掲載禁止 (新潮文庫)

掲載禁止 (新潮文庫)

作家
長江俊和
出版社
新潮社
発売日
2018-02-28
ISBN
9784101207421
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掲載禁止 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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あきら

どの話も終盤に向けての怒涛のどんでん返しに、頭がついて行くのが大変でした。 その際に簡単に読み返せて、「ああ、この部分か」って追えるくらいの丁度いいボリュームの短編集でした。 長江さんの作品は二作目でしたが、好きな感じです。

2022/04/09

Bugsy Malone

『出版禁止』や『放送禁止』とは少々趣きが違い、叙述トリックに重点を置いたイヤミス系な作りの短編集でした。どの短編もただでは終わらない事は分かっている。なので文章に気を付けながら勘ぐって読むのだけれど、つい夢中になって検証する間も無く最後まで読み切って『おあぅっ!』となってしまう。『出版・放送禁止』より謎は少なめでしたが今作も楽しめました。

2018/06/07

キナコ

前作、出版禁止が面白かったので購入。今回は5つの短編。どの作品も人間の歪んだ側面を増長した感じかな。ホラーではあるが、どちらかというとヒトコワ系。作中の視点切り替えが上手く、途中読み返してトリックに気づく作品。一人称であったり、ビデオカメラからの三人称だったりと作風が多彩で飽きない。どの作品も満足できた一冊。

2022/09/05

ちーたん

★★★★☆『出版禁止』以来の長江作品!5編のどんでん返し短編集!各話さらっと読めますが、またしても色々と騙されたw長江作品は読み終えた後、もう一度読み返したくなる趣向が凝らされているので面白い!特に表題作『掲載禁止』のラストにはきょとーんで(理解できず)読後、ネタバレサイトへ即Go!\_(・ω・`)コレ必須!結末を一応理解したつもりでも見落としてる伏線が結構あって、改めて作品の緻密さを感じる!騙され度は『掲載禁止』衝撃度は『マンションサイコ』巧い構成度は『原罪SHOW』!個人的に面白かったです!

2019/06/14

アッシュ姉

真梨さんとの対談で気になって、長江さん初読み。「原罪SHOW」「マンションサイコ」までは新鮮な気持ちで楽しめたが、だんだん展開が読めてきて、驚きも面白味も薄れてしまい残念。禁止シリーズは合わなそうなので、次は『東京二十三区女』を読んでみたい。

2019/06/24

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