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出版禁止 死刑囚の歌 (新潮文庫)

出版禁止 死刑囚の歌 (新潮文庫)

出版禁止 死刑囚の歌 (新潮文庫)

作家
長江俊和
出版社
新潮社
発売日
2021-02-27
ISBN
9784101207438
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出版禁止 死刑囚の歌 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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machi☺︎︎゛

幼い姉弟がホームレスに惨殺されるという事件が起こった。犯人は死刑になり犯行理由も分からないまま刑が執行された。それから二十二年が経ち別の土地で起こった一家三人殺傷事件。この二つの事件の関係性は?ホームレスが獄中で歌った短歌の意味が本当に分かった時に事件が逆転する。ノンフィクション調に進む内容に目が離せなかった。

2022/07/16

まこみん

目次を見て、取材方式で分かりにくそう!?と思ったけど杞憂でした。幼い姉弟殺人事件の加害者、望月の人物像はホームレスで元国語教師だが、辛い過去も浮き彫りに。彼は始めから死刑を希望し、刑は執行された。それから22年後、この事件の関係と思われる殺人事件が。真の鬼畜は彼ではないのか。ページを捲りつつ、考えていた予想は裏切られて止まらなくなる。やっぱりラスト迄騙されてた。読み終えてから早速ネタバレサイトに頼ってしまいました。長江さん、凄いですね。

2021/09/20

ヒデキ

面白かったです。 まずは、一回目の読了の段階です。 謎解きの2回目読みをしなければ・・・ 文章でしか表現できない部分が多く 著者の監督作品とは 違う楽しみ方ができました

2021/03/23

キナコ

あまりの面白さに一気読み。出版禁止の三作目。二作目は個人的に消化不良であったが、今回は当たり。とある死刑囚が起こした事件の動機を探っていくなかで、当人の短歌が出てくる。さらに調べて聞くうちに、どんどん動機が分からなくなってきて… 私自身短歌がよく分からなかったため、後半のネタばらしを読んでから解いていったが、泪が止まらなかった。人の悪意の底無しさ、大切な人がいなくなったことによる絶望が入り乱れた作品。謎解きを自分で解けたときの満足感はイチオシ!

2022/10/12

koma-inu

過去の誘拐殺害事件の謎を追うミステリ。ルポタージュ形式で話が進み、事実が少しずつ明るみになってくるのが面白い。中盤からは、登場人物の印象が反転され、盛り上がりを見せる。そして、最後の1行に出てくる人物・・あれ、この人って?和歌に隠されたメッセージと、この人の正体は、しっかりネタバレサイトで確認🧐!笑 正体の伏線のはり方は見事、年表で気づくべきでした。謎解きだけでなく、親の心の拠り所も考えさせられた作品。

2024/08/18

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