時代小説 第4巻: 読切御免 (新潮文庫 し 22-54)
時代小説 第4巻: 読切御免 (新潮文庫 し 22-54) / 感想・レビュー
Tadashi Tanohata
「読切御免」シリーズ四巻、ようやく完投する。ワクワクしながら読み切った全七篇に間違いなし。老いも若きも、忍者も同心も、日本でも中国でも、備前守も清六も、この作家たちにかかったら、綺羅星のごとく並び輝く。四巻ともお薦め、気候も最適かと。レビューの「稚拙御免」。
2019/08/26
さしより
平岩弓枝の老鬼が印象的だった。長編も読んでみたい。その他の先生方の作品も味わい深く、楽しく読めました。
2022/09/27
山内正
四文屋の天ぷらで十分と二つ目を 前を廻り同心が急ぎ足で過ぎる 人を切りに行くのか 見物させて貰う 同心の手練れと思っても見なかった 寺の境内 一人で来申したと相手の折小野が刀諸共斬ると前に 山根も前に出た 前へ少し屈み 留まった 斬られた まだ生きちょり申す負け申さん 相手してやってたもんせ 相討ち覚悟で二人は入れ替わった 山根が袈裟懸けに浅く斬られた 折小野は座り前に倒れた あんたが勝った折小野さん 山根さんは初太刀で負けてた あれが示現流なんだろう切り合う理由は詰まらぬもので思い出せない
2021/10/24
草団子
7篇のお話とコラム。 藤沢周平、宮城谷昌光、北方謙三、火坂雅志、鈴木輝一郎、佐藤雅美、平岩弓枝、コラム中江克己 私には難しかったです。しかし皆さんの文体やリズムは好きです。
2021/09/14
sai
有名作家さんばかりの短編集だが藤沢周平さん、佐藤雅美さん、平岩弓枝さん以外は初読み作家さんだった。短編に関連するコラムのイラストはしゃばけシリーズが有名な柴田ゆうさんだったのでうれしかった^^
2020/01/06
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