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かんじき飛脚 (新潮文庫)

かんじき飛脚 (新潮文庫)

かんじき飛脚 (新潮文庫)

作家
山本一力
出版社
新潮社
発売日
2008-09-30
ISBN
9784101213439
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かんじき飛脚 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ぶんこ

山本作品の中で「ジョン・マン」の次にお気に入りになりました。 江戸と金沢を5日で走り抜ける三度飛脚の世界が描かれています。 雪深い山奥での公儀隠密との闘い。 大波が打ち寄せる僅かな隙をついての走り抜けと、ハラハラドキドキの連続。 仕事に対する責任感、仲間に対する信頼感、 そして道みちで触れ合う人々との助け合い。 人間の素晴らしさを教えてもらえました。

2015/02/03

tengen

大身加賀藩の動静を懸念する幕府。 秘密裏にされた前田家内儀の病気を咎めようと画策する。 幕府の陰謀を察した前田家は秘薬の密丸を金沢から江戸へ迅速に届けるよう加賀藩御用を担う飛脚宿浅田屋に運命を託す。 情報をキャッチした公儀隠密はそれを阻止しようする。 脚自慢の三度飛脚と御庭番が真冬の街道で激突する。

2021/07/22

くまクマ

同じ目的のためにメンバーが精一杯走るなんて素敵ですね。そしてまた、男の帰りを一途に待つ女達にも心が温まります。玄蔵の活躍がもっとあって欲しかったのと、最後におくみが平吉を男勝りに睨んでいるシーンには笑えました。

2018/07/23

Atsushi

藩の命運を託された16人の飛脚たちが金沢と江戸の間をひた走るお話。困難な道のりも、大波にさらわれそうになった母子を助けたり、火事場で逃げ遅れた老人を救い銭箱と位牌を持ち出したりと大活躍。ラストのお庭番との壮絶な戦いはスリリングだった。仕事に対するプライドと仲間との固い絆を描いた一冊。

2018/09/08

まど

高田純次さんが珍しく真面目に薦めていたので気になって読みました。命をかけて働く男たちのかっこよさったら!緊張感でいっぱいの中、小さな冗談をいう明るさやチームワークのよさなど素敵でした。高田純次さんがさらにかっこよく見える(笑)凍える寒さのなかでのブリの粕汁、酒饅頭おいしそうでした。

2011/04/03

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