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千両かんばん (新潮文庫)

千両かんばん (新潮文庫)

千両かんばん (新潮文庫)

作家
山本一力
出版社
新潮社
発売日
2015-12-23
ISBN
9784101213460
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千両かんばん (新潮文庫) / 感想・レビュー

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Nazolove

久々に山本さんの作品を読破。 やっぱり山本さんの作品は江戸時代、って感じを味わえていいなぁ、と思った。 ただ途中から看板の話よりも食べ物の話のほうが強くなってしまって、あれこの話何の話だったっけ?と思ってしまうのが残念なところであった。 ただこの主人公のように職人気質?みたいなものをしっかりと持って私も言ってみれば職人のような仕事をしているのでこだわりをもっていい仕事をもっとしていけたらいいなと思った。 この主人公から江戸気質?みたいなのをところどころで感じることができた。

2017/04/27

jima

看板職人。今ひとつ盛り上がりが……

2017/12/13

ううち

看板職人の武市が、飾り看板を作ってお披露目するというストーリー。 要でもあるだろう加賀あかねは読んでるうちにさらりと見失ってしまった。 ちょっとしたきっかけに出てくるお茶や食べ物の描写が逸品。

2017/12/17

だまし売りNo

「格式の高い料亭になど行きたくはなかった」(207頁)。それよりは「安くて美味い酒と肴が楽しめる」店がよい。これは堅実な消費者感覚だろう。値段と味は比例しない。面白いことに日本橋室町の大商人も料亭に出入りする姿を見られることを嫌った(207頁)。「あの店の旦那は、また今日も浜町(の料亭)においでのようだ」と評判になると商売に支障が出るためである。これも健全なビジネス感覚がある。

2021/11/14

てん

初山本一力。最近時代ものを続けて読んでいる。看板作りの職人が、加賀あかねの色を追求していくのかと思ったら、そうでなかった。物語の展開において、必要か?と思うところが多かったように思う。江戸っ子の心意気や気くばりなどは読んでいて気持ちが良かった。たくさんの物語のタネをまきながら、中途半端に終わっているところが多い印象。

2016/02/05

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