デカルトの密室 (新潮文庫)
デカルトの密室 (新潮文庫) / 感想・レビュー
absinthe
さすが瀬名英明先生。哲学から理論書からたくさんの引用もあり楽しめる。方法序説、フレーム問題、サールの中国語の部屋。この分野に興味があったら見過ごせないキーワードも満載。慌てずに読み込んでいきたい本。登場する人工知能ケンイチは、小説内の人工知能の水準から考えて賢すぎる。フレーム問題をものともしていない。瀬名先生は勉強家だ。それは認めるが、勉強した書物に先生自身も圧倒されている気がする。
2016/10/16
Syo
難しい。 っていうか。 面白いか、これ。 う〜む。
2019/10/25
里馬
よだれだらっだら。いうことなし。僕が死んだらこの本と共に埋めてください。
2009/07/05
キコ
あー、とにかく難しい。人間である「ユウスケ」とロボットの「ケンイチ」の双方の一人称が「ぼく」なんですね。それがまた何の前触れもなく視点が入れ替わる。あ、これは人間?それともロボットのほう?ぐぬぬ、作者はなんでこんな紛らわしくしたんだ…とやきもきしながらもなんとか最後の「解説」までたどりつくと、実はこれがミソ。作中で出てくる、コンピュータ上での会話だけで相手がロボットか人間か判断する「チューリングテスト」、これを読者にやらせていたと。まいりました。全く気づきませんでした。。
2017/02/05
Matoka
む、、難しかったぁ。デカルト全然知らんし。自分の知識の無さに改めてがっかり。
2017/06/03
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