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あきんど 上巻: 絹屋半兵衛 (新潮文庫 こ 29-4)

あきんど 上巻: 絹屋半兵衛 (新潮文庫 こ 29-4)

あきんど 上巻: 絹屋半兵衛 (新潮文庫 こ 29-4)

作家
幸田真音
出版社
新潮社
発売日
2006-03-01
ISBN
9784101217246
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あきんど 上巻: 絹屋半兵衛 (新潮文庫 こ 29-4) / 感想・レビュー

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藤枝梅安

再読:江戸後期、「湖東焼」と呼ばれる「石物」を創始した絹屋半兵衛と妻・留津の物語。井伊直弼が桜田門外で殺害される日から始まり、約40年遡り、半兵衛が家業の呉服屋とともに焼物を扱うことを決心するところから物語が始まる。絹屋の描写とともに、当時の経済状況に関する解説が織り込まれ、テレビの歴史番組のようである。窯を始める際の様々な苦労や、鉄三郎(後の直弼)との出会いなどを絡め、天保の改革の頃、彦根藩が絹屋の窯を召し上げる意向を絹屋に伝えるところまで。「終わりではない、始まりなんや」という半兵衛の決意が印象的。

2011/05/03

あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよ·多聞くんと続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

彦根城。

2017/09/28

千日紅

「茶碗作りをやってみようと思っているんや」ずばぬけた商才で、近江の呉服古着商「絹屋」を瞬く間に大店に育て上げた半兵衛だったが、突然、京で大流行の磁器の製造販売を思い立った。窯も職人も販路も藩許もない。賢夫人と評判の留津は当初は猛反対していたのだが…。幕末の近江を舞台に、商人の清々しいロマンと豊かな夫婦愛を描く感動の傑作歴史長篇。

2020/02/10

bingooo

★★★

2021/05/03

藤枝梅安

江戸後期、「湖東焼」と呼ばれる「石物」を創始した絹屋半兵衛と妻・留津の物語。水野忠邦の天保の改革の頃、彦根藩が絹屋の窯を召し上げて藩としての産業とする意向を絹屋に伝えるところまで。  「これは終わりではない、始まりなんや」という半兵衛の決意が印象的。

2009/02/23

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