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日銀券 上巻

日銀券 上巻

日銀券 上巻

作家
幸田真音
出版社
新潮社
発売日
2007-04-01
ISBN
9784101217260
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日銀券 上巻 / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

暴れる市場をいかに飼いならすか──量的緩和を巡る暗闘の中、美貌の日銀副総裁・笙子は空前絶後の秘策を切った。日銀奥の院に徹底取材した経済大作! 果てしなく続くゼロ金利政策。しかし、ペイオフ解禁を目前に控えた金融市場では、密やかな兆しが現われていた。暴れる市場をいかに飼いならすか?量的緩和を巡る暗闇の中、美貌の日銀副総裁・笙子は空前絶後の秘策を打った。日銀奥の院に徹底取材、その政策決定を通して国際市場の動向を予見する経済大作。

2004/11/26

Totchang

日銀のウエブサイトには「物価が安定していて、お金を安心して使うことができるということは、あらゆる経済活動や国民経済の基盤です。」との記載があります。金融政策の何たるかを知らない私には読了に大変時間のかかった上巻です。ただ、年寄の恋愛ネタが不気味というかテーマに沿っているのかと疑問に思えました。さぁ、下巻をどうするか。

2020/11/10

miraiocoo

初めての作家さんの本です。 皆さんの感想と同様ですが、楽しい本ですね。 下巻の展開も素晴らしいと感想を述べている方が多いので楽しみです。 今から16年前に 現在のマイナス金利を予想しているとは。

2020/04/12

BluePlanet

★4.3(3.23)2004年10月発行。自分が金融機関出身だからか日銀の審議委員に二人も知り合いがいるからかとても面白く読めました。日銀副総裁に女性をもってきたり、最初の中井と笙子のアフリカでの出会い・・・なかなか面白かったです。前回読んだコイン・トスも面白かったが、著者のディーラーの経験が生み出した小説なんだろうなぁと。ディーリングの部分は少し専門的なところが多くよくわからなかったが、中井と笙子が今後どのように関わっていくのか、下巻が楽しみですね。

2019/05/31

がんちゃん

TSUTAYA中古本。帯に日本経済の現実は、この小説を追いかけている、とあり、ほんの1年前だったら確かにそうだったかもしれないと思った。マーケットが久しぶりに動き出した描写は、速水総裁時代のゼロ金利解除の時を思い出し、地が騒いだが、オッサンのエロ話は、渡辺淳一彷彿する悲哀を感じる(笑)。

2016/10/31

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