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草野球の神様 (新潮文庫 ひ 11-12)

草野球の神様 (新潮文庫 ひ 11-12)

草野球の神様 (新潮文庫 ひ 11-12)

作家
ビートたけし
出版社
新潮社
発売日
1998-10-01
ISBN
9784101225227
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草野球の神様 (新潮文庫 ひ 11-12) / 感想・レビュー

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HIRO1970

⭐️⭐️⭐️時々読みたくなる北野さん。20年以上前の小説新潮の短編が5つ楽しめます。映画も様々な賞を獲得する程御上手ですが、小説も設定に独特の味があるかなり読ませるお話ばかりでした。主人公は全て中年男性ばかりなので感情移入し易さからも男性向きの本です。漫才のネタをストーリーに仕立てる即興のライブ舞台で鍛えられた感性はやはり並みの物ではないようです。また他の作品も読んでみようと思います。オススメです。

2015/05/31

メタボン

☆☆☆★ ありがちでベタなストーリーばかりだが、なかなか楽しめた。「ドラコン王」が一番面白かった。ゴルフの初心者にありがちなシチュエーションに、そうそうと肯きながら笑って読んだ。逢引を続けるうちに本気になった男が結婚を考えいつもの約束の喫茶店に行くが彼女が来ない「約束」はせつない話。表題作は、草野球で勝つための方策をさずける「神様」の存在が印象的。他、「動物園にて」「我が闘争」。

2019/06/13

たびねこ

五つの短編を収録。著者の小説を読むのは初めてだが、何をしてもこの人は一定のレベルを超えてくる。文章は(予想外に)素直でわかりやすい。筋書きは物足りないほどオーソドックス。セリフや場面の切り取り方に時折凄み、孤独な気配のようなものを感じる。映画監督北野武を垣間みる思い。

2015/02/11

イズム(清瀬泉夢)

もともとビートたけし作の小説が好きなんですが、これは特に好きかもしれないです。ちょっと悲しく、ちょっと謎めいて、ちょっとユーモアがあって、そしてブラックもある。真相はわからないまま終わるのもまた想像力をかきたてて面白いですね!

2015/07/29

Kaz

ありふれた平凡な人生のちょっとした特別な出来事。それをさらっと書いてくれるたけしさんの短編集。きどらない素の人間描写が、自分の小市民的なところとオーバーラップして、ひきこまれていきました。たけしさんの作品は、映画よりも小説の方が私は好きです。「少年」や「あのひと」もお薦めです。

2012/08/24

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