たけしの最新科学教室 (新潮文庫)
たけしの最新科学教室 (新潮文庫) / 感想・レビュー
ねこママ
読んでいて楽しかった。ビートたけしと何人かの科学者との対談が本になったものなんだけれど、全くお堅い話という感じにならず興味深く読ませて貰った気がする。「天気が歴史をも左右していた」話とか、「宇宙の先端」の話とか。宇宙の先端が「ここ」っていきなり言われても驚くかもしれない。でも、「我々が望遠鏡を使って見ることが出来るのは、常に過去」だという話を聴けば納得するような。その辺りが非常に興味深く、楽しかった。
2011/11/14
あるちゃ
これは面白かった!!ビートたけしの質問の切り口もよいし、それに答える科学者(と読んでいいのかな?)の答えも真摯でかつユニークでよかったです。子供の頃に抱いた「なんで?」「どうして?」をずーっと解決したいと思い続けるかどうかが研究する人になるかどうかの境目なんでしょうね。たけしもあとがきで書いていますが、みんなオタクなんですよね。オタクなくして学問も文化も語れない、というのがよく分かります。探究心って大事だなあ。
2010/11/19
Kaz
理科嫌いの私が、科学にちょこっとだけ興味を持ちました。一人読み終えるごとに、まるで自分が調べたかのごとく色々な人にしゃべり、優越感に浸ってました。科学者の話を引きだす事のできるたけし氏には脱帽!
2012/03/27
馬場貴生
たけしと、各種科学者との対談。たけしが媒介となって、科学がちょっと間近になる良書。あとがきにあった通り、その道の専門家は「おたく」であり、そう考えれば科学に限らず、文化の進歩はおたくの存在なくしてないなと。
2010/12/19
シュースケ(ザ・うすくら~ず)
ロボットであれ、鳥の生態であれ、天気であれ、まだまだ研究でもはっきりとした事実は解明されないも、それに向かって研究する姿が良い。そして、たけしさんの受け答えがアクセント効いてて面白い。
2012/01/23
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