たけしの面白科学者図鑑 地球も宇宙も謎だらけ! (新潮文庫)
たけしの面白科学者図鑑 地球も宇宙も謎だらけ! (新潮文庫) / 感想・レビュー
GAKU
科学者、研究者10人の方々と、たけしさんのサイエンストーク。生命の起源や宇宙の生命体、南極の厚い氷の下に生物がいる等々、生物の発生や生命に関する対談が特に興味深かった。それにしてもこの様なスペシャリストの方々と、それなりの対談が出来るたけしさんの博識さに、今回も驚かされました。
2022/02/21
トムトム
色々な専門家の人たちがたけしさんと対談。このシリーズはだいたい面白い!ほぼ全員の研究者さんの書いた本を読んだことがあったので、「あの人か~」と思いながら楽しく読みました。
2021/06/10
taku
宇宙、地球、生命。小説じゃなくたって、現実には心惹かれるミステリーがある。研究は地道なものだけど、各分野のロマンを感じられる部分を上手く出した対談になっている。「研究者とはクリエイターなのです」いい言葉だね。このシリーズは適度な刺激で科学を楽しませてくれるよ。
2019/06/18
Tomomi Yazaki
ある程度の知識はあるとは思うけど、内容を即座に理解し、専門家と対等に対談できるたけしの能力は凄いと思います。そして彼の「なぜ」は、まさに読者が知りたいことで、それを糸口に話はどんどん広がって行きます。中でも興味をひくのは生命の話。生命の定義はNASAが作ったそうです。なんでも、NASAの最終目的が、宇宙の生命を見つけることだとか。そしてそれが、太陽系内の土星や木星の衛星に絶対いると言い切る専門家。彼ら専門家が、なぜそこまで研究にのめり込めるのか。それは単に、面白いからに他ならないからでしょう。
2021/11/02
Ryoichi Ito
現役バリバリの一流科学者10人のインタビュー。たけしの質問がすばらしい。こちらが聞きたいことを的確に質問する。書いたものと違い,核心を突く質問を受けた科学者は熱意をもって本音をどんどん語る。話題は物理系が4人,生物系が6人。ユニークな人ばかりでみな面白いが,最も面白かったのは荻巣樹徳さん。荻巣さんは1万5千種くらいの植物をパッと見て同定できるらしい。多くの新種を発見したプラントハンターだ。「植物が家族のように大切で,体の一部のような感じがしています」という。現代の牧野富太郎のような人だ。
2023/05/22
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