押入れのちよ (新潮文庫)
押入れのちよ (新潮文庫) / 感想・レビュー
ミロリ
こわかった。こわくないホラーばかりだろうと思っていたので余計に。『お母さまのロシアのスープ』『木下闇』寂しくなりました。間違う前の時間に巻き戻したくなりました。『コール』『しんちゃんの自転車』死に対してポジティブで心地よかったです。でも二人共死ぬには早いよ。『押入れのちよ』あぁそっち!驚き。『老猫』最悪!二度と読むか!猫恐怖症がさらに悪化しました。『殺意のレシピ』似たもの夫婦。『介護の鬼』これもそういう人が苦手になりそうなトラウマもの。『予期せぬ訪問者』ハラハラしました。間に合ってますよっと。
2016/11/17
射手座の天使あきちゃん
そんな分類があるのかどうか知りませんが、コミカル&ハートフル・ホラー(表題作、殺意のレシピ、予期せぬ訪問者、しんちゃんの自転車)にラブリー・ホラー(コール)、うーん あとはマジ・ホラーです、決して夜中に一人では読まないで下さい! <(^_^;
2012/10/07
kaizen@名古屋de朝活読書会
新潮百冊】解説:東雅夫、著者が「小栗虫太郎、夢野久作」に言及していることを紹介し、恐そうな話があることがわかった。心して読み始めたのでなんとか読めた。短編9話。恐怖小説は苦手なので、お手柔らかに。安穏に生きていることへの警告。「押入れのちよ」は、悪気がなさそう。「しんちゃんの自転車」は「がってんしょうたくん」が合点承知之介の新版だし、そのご結婚して幸せになって口からでるという心使いが憎い。「木下闇」は犯人捜し。「予期せぬ訪問者」ダールを思い浮かべた。「老猫」の「スパニッシュ様式」の家を見たい。
2014/07/07
ナルピーチ
ホラーテイストの作品9作からなる短編集。ホラーが苦手な人にも程よい感じの仕上がり感になっていて読みやすい。やっぱり面白みがあるのは表題作の『押入れのちよ』座敷わらしのような存在の“ちよ”と“恵太”の掛け合いにほっこりさせられた。続けて『殺意のレシピ』と『予期せぬ訪問者』これはもうコント番組でも見てるかのような出来の良さ!その他の作品ふくめて陰と陽のバランスが見事に融合されてるな~と著者の筆力に脱帽させられました。
2020/10/15
takaC
ホラー風短編集とでも言えば良いのだろうか。一貫したテーマがあるようでもなく、膝を打つような驚きがあるわけでもなく、いまひとつ狙いが読めずにズルズルと読んで終わってしまった。
2014/04/20
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