ピアニストを二度笑え (新潮文庫 や 12-4)
ピアニストを二度笑え (新潮文庫 や 12-4) / 感想・レビュー
sabosashi
寝るときにワインを舐めながら頁を繰るという愉しい想いをさせてもらった。ジャズにとって、フリーへ向かうか、エレクトリックへ走るかというふたつの道があったとか屁理屈をすすめてもいいのだが、ここではヨーロッパ公演のハチャメチャぶり、あまりに凄まじいので信じられないくらいほど。そのあいだに挟まってくるニホンでのあまりにもバカバカしいまでの断片。そのすべてに整合性を与えるのは困難。しかし堅苦しいことなど考えずに、ただただ綴ってあることに身をゆだねて、そう、あくまでも愉しむことに徹してしまえばいいのだ。演奏を聴きたい
2014/08/19
hibimoriSitaro
再読。86年5月初版。坂田明の露出が最も高かった頃の旅日記。ジャズマン三原則など。山藤章二の絵がついてるこのシリーズがいちばん好き。
2013/01/12
ヤボ
★★★★☆
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