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魔性の子 (新潮文庫)

魔性の子 (新潮文庫)

魔性の子 (新潮文庫)

作家
小野不由美
出版社
新潮社
発売日
1991-09-30
ISBN
9784101240213
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魔性の子 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

「僕は、人では、ないんです。」「泰王の麒麟」。解説は菊地秀行。本文より分かりにくい気がした。表紙の新版も出たのだから、解説も十二国記との関係について言及した改訂があると嬉しかったかも。「オカルトや超常現象に興味のない読者のためにつけ加えておくと」「今なら人間蒸発が該当するか。」とある。神隠しの説明としてはどうなんだろう。解説を書くときに「今なら」という表現が何年持つかを推定するか、行方不明を心理的に整理するための言葉だという側面に言及があると解説らしくなる気がした。魔性の子というよりは魔界の子という感じ。

2013/05/22

nobby

十二国記序章として読了。全くシリーズも分からぬままにホラー要素満載に戸惑いながら読み進む。幼少期に神隠しにあったという高里に悪しく関わる者達が次々と淘汰されていく様子は祟りか、魔力かと引き込まれていく。その一方で、その恐怖に離れたり、罵倒したり、近づいたり、対決したりと対峙する人間の卑しさを見事に描いている。終盤はやはり背景あってのキーワードが多く正直明確に分かった感じはない。それでも残された広瀬の心たるや切ない。

2016/03/24

KAZOO

読メのお気に入りさんの感想を読んで手に取りました。私はまだ小野さんの本はあまり読んでいないのですが、エンターテイナーですね。十二国記シリーズの最初に書かれた作品のようです。普通の高校の話だと思ったのが一転、楽しめます。今後シリーズを読んでいこうと思っています。貴志さんと別の意味で似ている気がします。

2015/09/28

はらぺこ

一気読み。『十二国記』を数年前にアニメで飛び飛びに観た知識だけで本作を読んでみた。固有名詞が出る度に内容を思い出しながら読んだので、ちょっとした高里気分で読めた(笑)。祟りは怖いけど、マスコミが祟られて喜んだ自分も含めて人間も怖い。『十二国記』って全何巻やろ?読みたいなぁ。せやけど多かったら嫌やなぁ。

2010/07/19

テンちゃん

『魔性の子!』( ̄へ ̄)『十二国記』物語の始まり!⇨教育実習生(๑´ڡ`๑)母校(´▽`*)広瀬!⇨教室で孤立!(●Φ(エ)Φ●)高里!o(>_<)oいじめ!⇨いじめた者!(இoஇ; )不慮の事故!⇨高里!ヽ(`Д´)ノ祟る!( ̄□ ̄;)!!恐怖!⇨高里を理解しようと務める広瀬!o(>_<)o次々に起きる事件!⇨幼少期の高里!o(>_<)o神隠し!( ̄へ ̄)1年後に帰る!⇨更なる惨劇o(>_<)o心に潜む闇!(⊙.⊙)繙かれる!⇨白い手!o(>_<)o彼の居場所は!?傑作作品。☆( ̄□ ̄;)!!4.6

2016/01/10

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